2014年4月 - 2016年3月
二次元プラズマ分光法による電気絶縁ガス部分放電の気体加熱の微細構造
科学研究費補助金:若手研究B 科学研究費助成事業(科研費) 科学研究費補助金:若手研究B
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,770,000円
- (直接経費)
- 2,900,000円
- (間接経費)
- 870,000円
- 資金種別
- 競争的資金
大気圧空気の火花破壊過程は、前駆現象である部分放電(コロナ放電プラズマ)の気体加熱と放電発光形態の変化をともなって進行する、申請者は本研究室独自の分光学的気体温度計測を用いてこれを実証した。プラズマ診断は高電圧絶縁や放電応用と関係して重要であり、より高精度な診断技術の構築が期待されている。本研究では、これまで行った空間平均的な計測ではなく、コロナ放電の気体温度及び平均電子エネルギーの空間分布計測を実現する全く新しいプラズマ診断法を分光画像法という手法を基に開発する。本開発により、放電チャネルプラズマ中の熱的・エネルギー的な分布(揺らぎや拡がり)から放電機構をより詳細に解明することが可能となる。