論文

1999年3月

「銀行の内部組織に関する理論的分析」

IESR

No.50
記述言語
日本語
掲載種別

旧来の銀行理論と異なり、銀行を営業部門と融資部門という独立した2部門の非協力ゲームを考えている。銀行のコントロール権が営業部門と融資部門のいずれにあるかによって、営業部門の望ましい技術開発が行われないケースが存在し、非効率な状態となることを示した。本稿は日本の銀行の不良債権の根本要因として組織内部の分析を行った初めての分析である。

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