2008年6月
ドイツの共同決定と企業のイノベーション戦略―フォルクスワーゲン社のAUTO5000を事例として―
第40回日本経営システム学会全国研究発表大会
- 開始ページ
- 108-111
- 終了ページ
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
本報告は、VW社の競争優位性のある雇用(CSR)戦略としての「AUTO 5000」社の社会における総体意義を紹介した。その際、「AUTO 5000」社が、ドイツのトップ・ミドル・ローワーレベルにおける「経営民主主義」を実現する共同決定制度から生まれた雇用(保障)システムであること、そして短期的収益を要求する(特に、資本)市場からの圧力に対して拒絶反応するのではなく、状況依存し得る制度として機能することを紹介した。p.108-p.111