2013年
2013年インドネシア・ジャカルタ洪水に関する現地調査
水文・水資源学会研究発表会要旨集
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- 巻
- 26
- 号
- 開始ページ
- 84
- 終了ページ
- 85
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11520/jshwr.26.0.84.0
- 出版者・発行元
- 水文・水資源学会
2013年1月15~18日にかけて,インドネシアの首都ジャカルタで熱帯モンスーンにともなう豪雨により洪水氾濫が生じた.この洪水により,40人以上の死者,41km2の地域の冠水,45,000人以上の避難者が生じた.ジャカルタでは,大規模な洪水が2002年,2007年にも発生しており,流域の都市化や地球温暖化に伴う豪雨の増加により,今後も洪水の規模や頻度が増加するものと懸念されている.ジャカルタ洪水は,地球温暖化,地盤沈下,上流域の都市化,都市排水能力の不足,土砂・ゴミの水路への堆積による洪水疎通能力の低下など様々な要因が複雑に絡みあい生じている.ジャカルタの洪水の発生メカニズムを解明するとともに,各種洪水対策を提案する事は非常に重要である.よって,著者らは,2月10日~14日にジャカルタで洪水調査および情報・データの収集を行った.本報告では,洪水調査結果より明らかとなったジャカルタ洪水の諸問題に関して報告する.
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- ID情報
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- DOI : 10.11520/jshwr.26.0.84.0
- CiNii Articles ID : 130005051006