論文

査読有り
2020年3月

アクティブラーニング実態調査をふまえた教育ワークショップの展開と評価 -看護系大学における領域横断アクティブラーニングの推進に向けて-

横浜看護学雑誌
  • 有本 梓
  • ,
  • 青盛 真紀
  • ,
  • 土肥 眞奈
  • ,
  • 槇原 弘子
  • ,
  • 中村 幸代
  • ,
  • 赤瀬 智子

13
1
開始ページ
19
終了ページ
25
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(大学,研究機関等紀要)
出版者・発行元
(公大)横浜市立大学医学部看護学科

講義・演習・実習におけるアクティブラーニング(AL)導入に関する実態調査を行い、教育ワークショップの展開を通して、領域横断AL推進に向けた取り組みについてのアイデアについて調査を実施した。看護系大学1校において、2019年1月に全ての看護専門領域を対象とした。A全63科目におけるAL導入科目は59科目(93.7%)であった。ALの種類はリアクションペーパー49科目(77.8%)、グループディスカッション47科目(74.6%)、グループワーク43科目(68.3%)などであった。ロールプレイングやシミュレーション教育などが導入率が低かった。領域横断ALに向けたアイデアとして229個のアイデアが示された。質的記述分析の結果、これらのアイデアは「複数領域による演習・実習へのAL導入」「複数領域での講義科目へのAL活用」「学生の主体性を促すためのAL活用」「医学・看護学合同でのAL導入」「領域横断AL実現のための体制づくり」の五つのカテゴリに分類された。

リンク情報
URL
https://www.yokohama-cu.ac.jp/nur/yjn/kangogaku13-1.html
ID情報
  • ISSN : 1882-8892
  • eISSN : 2189-4892
  • 医中誌Web ID : U403360003

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