共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年4月 - 2020年3月

PTPE前後における新たな肝予備能評価法の開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
17K10442
配分額
(総額)
4,680,000円
(直接経費)
3,600,000円
(間接経費)
1,080,000円

肝機能の診断を目的とする患者に99mTc-GSAダイナミックSPECT/CTを行い、コンパートメントモデル解析法により次の定量値を算出した。肝外血液から肝内血液への移行(K1)、肝内血液から肝外血液への移行(k2)、肝実質細胞への移行(k3)、肝臓の取り込み程度liver uptake ratio(LUR)、CTより算出した肝体積(LV)などである。K1とk2、k3はICGR15、アルブミン、コリンエステラーゼ、血小板数などと相関を示した。術前のK1は術後肝不全の予測に有用である可能性がある。PTPE前後の肝機能評価では、肝機能は塞栓を行わない肝臓に代償性にシフトが起こることが示唆された。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-17K10442/17K10442seika.pdf
ID情報
  • 課題番号 : 17K10442