松本一穂 (Matsumoto Kazuho) - マイポータル

基本情報

所属: 岩手大学農学部森林科学科准教授

学位: 修士（農学）(2004年3月名古屋大学)
博士（農学）(2008年6月名古屋大学)

連絡先: kazuhomiwate-u.ac.jp
J-GLOBAL ID: 201201003434634906
researchmap会員ID: 7000003293

研究キーワード

研究分野

経歴

2024年1月 - 現在

岩手大学, 農学部森林科学科, 准教授
2011年4月 - 2023年12月

琉球大学農学部亜熱帯農林環境科学科准教授
2009年10月 - 2011年3月

九州大学大学院農学研究院学術研究員（特任助教）
2008年6月 - 2009年9月

京都大学大学院農学研究科研究員
2008年4月 - 2008年5月

京都大学大学院農学研究科教務補佐員
2006年4月 - 2008年3月

日本学術振興会特別研究員

学歴

2004年4月 - 2008年3月

名古屋大学, 大学院生命農学研究科, 生物圏資源学専攻
2002年4月 - 2004年3月

名古屋大学, 大学院生命農学研究科, 生物圏資源学専攻
1998年4月 - 2002年3月

岩手大学, 農学部, 農林生産学科

委員歴

2024年9月 - 現在

環太平洋インタープリベント2026実行委員会, 編集小委員会委員
2024年9月 - 現在

水文・水資源学会, 水文・水資源学会誌編集出版委員会幹事長
2024年8月 - 現在

青森県, 森林土木工事総合評価審査員
2024年6月 - 現在

日本森林学会, Journal of Forest Research 常任編集委員
2023年4月 - 現在

日本農業気象学会, Journal of Agricultural Meteorology 編集委員
2022年4月 - 現在

沖縄県, 持続可能な森林造成⽀援システムの構築事業検討委員
2021年1月 - 2024年9月

水文・水資源学会, 水文・水資源学会誌編集出版委員会委員
2023年9月 - 2023年9月

水文・水資源学会, 水文・水資源学会／日本水文科学会2023年度研究発表会大会実行委員
2018年4月 - 2022年3月

金武町, 億首川マングローブ保全・活用推進協議会委員

受賞

2015年7月

平成27年度河川整備基金助成事業優秀成果賞, 沖縄における亜熱帯林の蒸発散が流域水資源に及ぼす影響の解明, 河川財団

松本一穂
2010年4月

平成22年度日本森林学会学生奨励賞, Responses of surface conductance to forest environments in the Far East, 日本森林学会

松本一穂

主要な論文

植生の違いが山地土壌の透水性・保水性に及ぼす影響－阿蘇外輪山における森林と草原の比較－

松本一穂, 渡部優, 伊藤幸男, 高野涼, 髙田乃倫予, 山本信次, 原科幸爾

砂防学会誌 77(1) 13-16 2024年5月15日査読有り筆頭著者責任著者
Spatial and seasonal variations in soil respiration in a subtropical forest in Okinawa, Japan

Kazuho Matsumoto, Kei Terasawa, Shingo Taniguchi, Mizue Ohashi, Ayumi Katayama, Tomonori Kume, Atsushi Takashima

Ecological Research 38(3) 479-490 2023年査読有り筆頭著者責任著者
森林生態系における炭素・水フラックスの測定方法

松本一穂

日本生態学会誌 66(2) 515-544 2016年査読有り招待有り筆頭著者責任著者
Estimation of bedrock infiltration on a weathered granitic mountain covered by Japanese cypress forest using water-budget and eddy covariance methods

Kazuho Matsumoto, Yoshiko Kosugi, Masanori Katsuyama, Makoto Tani, Shinjiro Ohkubo, Satoru Takanashi

International Journal of Erosion Control Engineering 4(1) 10-20 2011年7月査読有り筆頭著者責任著者
Causal factors for spatial variation in long-term phonological trends in Ginkgo biloba L. in Japan

Kazuho Matsumoto

International Journal of Climatology 30(9) 1280-1288 2010年7月査読有り筆頭著者責任著者
Energy consumption and evapotranspiration at several boreal and temperate forests in the Far East

Kazuho Matsumoto, Takeshi Ohta, Taro Nakai, Takashi Kuwada, Ken'ichi Daikoku, Shin'ichi Iida, Hironori Yabuki, Alexander V. Kononov, Michiel K. van der Molen, Yuji Kodama …

Agricultural and Forest Meteorology 148(12) 1978-1989 2008年12月査読有り筆頭著者責任著者
Responses of surface conductance to forest environments in the Far East

Kazuho Matsumoto, Takeshi Ohta, Taro Nakai, Takashi Kuwada, Ken'ichi Daikoku, Shin'ichi Iida, Hironori Yabuki, Alexander V. Kononov, Michiel K. van, der Molen …

Agricultural and Forest Meteorology 148(12) 1926-1940 2008年12月査読有り筆頭著者責任著者
Dependence of stomatal conductance on leaf chlorophyll concentration and meteorological variables

Kazuho Matsumoto, Takeshi Ohta, Takafumi Tanaka

Agricultural and Forest Meteorology 132(1-2) 44-57 2005年9月査読有り筆頭著者責任著者
Climate change and extension of the Ginkgo biloba L.growing season in Japan

Matsumoto Kazuho, Ohta Takeshi, Irasawa Michiya, Nakamura Tsutomu

Global Change Biology 9(11) 1634-1642 2003年11月査読有り筆頭著者責任著者

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主要なMISC

フェノロジーの長期変動が植生の光合成・蒸散活動へ及ぼす影響

松本一穂

フェノロジー研究 46 15-22 2011年2月招待有り筆頭著者責任著者

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主要な書籍等出版物

森林水文学入門（大槻恭一・久米朋宣・笠原玉青編）

松本一穂 (担当:分担執筆, 範囲:7. 蒸発散の基礎)

朝倉書店 2022年9月1日 (ISBN: 9784254470604)

主要な講演・口頭発表等

159

スギ・ヒノキ林の土壌の透水性・保水性に間伐が及ぼす影響

松本一穂, 高野涼, 渡部優, 伊藤幸男, 山本信次, 原科幸爾

第133回⽇本森林学会⼤会 2022年3月⽇本森林学会
阿蘇地域の様々な植生における土壌の透水・保水性の評価

松本一穂, 高野涼, 伊藤幸男, 山本信次, 原科幸爾

第132回⽇本森林学会⼤会⽇本森林学会
沖縄の亜熱帯林における土壌呼吸量の空間変動とその要因

松本一穂, 速水眞誉, 谷口真吾, 安宅未央子, 大橋瑞江

第131回日本森林学会大会 2020年3月27日日本森林学会
沖縄島億首川流域におけるマングローブ林の衰退原因の検討

松本一穂, 立石麻紀子, 沖田総一郎, 阿部隼人, 友田遵, 山中典和

日本生態学会第66回全国大会 2019年3月15日日本生態学会
立地環境の変化がマングローブ植物の生理生態に及ぼす影響の解明

松本一穂, 立石麻紀子, 山中典和

鳥取大学乾燥地研究センター平成30年度共同研究発表会 2018年12月1日鳥取大学乾燥地研究センター
沖縄県億首川に生育するオヒルギの衰退原因の検討

松本一穂, 立石麻紀子, 山中典和

平成30年度亜熱帯森林・林業研究会研究発表会 2018年8月31日亜熱帯森林・林業研究会
沖縄の亜熱帯常緑広葉樹林における水・熱・炭素循環研究

松本一穂, 谷口真吾, 宮城悠, 寺澤慧, 吉野泰功, 速水眞誉, 高嶋敦史

日本地球惑星科学連合2018年大会 2018年5月20日日本地球惑星科学連合
立地環境の変化がマングローブ植物の生理生態に及ぼす影響の解明

松本一穂, 立石麻紀子, 山中典和

鳥取大学乾燥地研究センター平成29年度共同研究発表会 2017年12月2日鳥取大学乾燥地研究センター
億首川マングローブ林の精密検診

松本一穂

日本生態学会生態系管理講習会「億首川マングローブ林の保全と活用」 2017年11月17日日本生態学会招待有り
やんばるの森の生態系機能－解明に向けた４年間の取り組みー

松本一穂, 谷口真吾, 高嶋敦史

平成29年度亜熱帯森林・林業研究会研究発表会 2017年8月25日亜熱帯森林・林業研究会
沖縄の亜熱帯常緑広葉樹林における土壌呼吸量とその空間変動

松本一穂, 寺澤慧, 谷口真吾, 高嶋敦史, 片山歩美, 久米朋宣, 大橋瑞江

日本生態学会第64回全国大会 2017年3月14日日本生態学会
Spatial and temporal variation in the soil CO₂ efflux in a subtropical broadleaved forest in Okinawa, Japan

Kazuho Matsumoto, Kei Terasawa, Shingo Taniguchi, Atsushi Takashima, Ayumi Katayama, Mizue Ohashi

EGU General Assembly 2016 2016年4月23日 European Geosciences Union
沖縄の亜熱帯林における蒸発散とその変動要因

松本一穂, 宮城悠, 寺澤慧, 谷口真吾, 高嶋敦史, 新垣拓也, 生沢均, 清水晃

第126回日本森林学会大会 2015年3月26日日本森林学会
やんばるの森の生態系機能の解明に向けて

松本一穂

琉球大学農学部公開シンポジウム「熱帯・亜熱帯の森のはたらきに迫る－炭素循環研究の最前線－」 2014年12月6日琉球大学農学部招待有り
沖縄の亜熱帯林における水・熱フラックスとそのモデル化

松本一穂, 宮城悠, 谷口真吾, 高嶋敦史, 新垣拓也, 生沢均, 清水晃

第125回日本森林学会大会 2014年3月26日日本森林学会
個体・生態系レベルでの水・炭素の流れの評価手法

松本一穂

第61回日本生態学会大会 2014年3月14日日本生態学会招待有り
沖縄の亜熱帯林における乱流変動法による水・熱フラックスの観測

松本一穂, 谷口真吾, 高嶋敦史, 新垣拓也, 生沢均, 清水晃

第69回九州森林学会大会 2013年10月26日九州森林学会
ボルネオ島の熱帯雨林における水・熱フラックス

松本一穂, 久米朋宣, 片山歩美, 熊谷朝臣

第124回日本森林学会大会 2013年3月25日日本森林学会
亜熱帯島嶼域における生物季節の長期変動

松本一穂

第123回日本森林学会大会 2012年3月26日日本森林学会
マレーシア・ランビル国立公園における長期フラックス観測の再始動

松本一穂, 熊谷朝臣, 久米朋宣, 片山歩美

日本農業気象学会2012年全国大会 2012年3月13日日本農業気象学会
分光指標による常緑針葉樹林における生理学的フェノロジーの変動の評価

松本一穂, 小杉緑子, 谷誠

第121回日本森林学会大会 2010年4月2日日本森林学会
フェノロジーの長期変動と植生の環境調節機能への影響

松本一穂

日本生態学会第57回全国大会 2010年3月15日日本生態学会招待有り
複数の森林の現地観測データによる衛星NDVIの有効性の検討

松本一穂, 中井太郎, 山本一清, 大黒健一, 兒玉裕二, 小杉緑子, 太田岳史, 谷誠

第120回日本森林学会大会 2009年3月25日日本森林学会
極東域の森林の表面コンダクタンスおよび気孔コンダクタンスにおける潜在的環境応答の概念

松本一穂, 伊藤珠樹, 太田岳史, 中井太郎, 飯田真一, 隅田明洋, T.C. Maximov, Han Dolman

日本地球惑星科学連合2008年大会 2008年5月25日日本地球惑星科学連合
分光指標による群落スケールでの葉面積および葉内クロロフィル濃度の個別評価にむけての実験的検討

松本一穂, 太田岳史

日本生態学会第55回全国大会 2008年3月14日日本生態学会
極東域の森林の水・熱循環における共通の潜在的環境応答の概念

松本一穂, 太田岳史, 中井太郎, 桑田孝, 大黒健一, 飯田真一, 矢吹裕伯, A.V. Kononov, M.K. van, der Molen, 兒玉裕二, T.C. Maximov, A.J. Dolman, 服部重昭

第118回日本森林学会大会 2007年4月1日日本森林学会
Comparison in the fundamental properties of energy balance and evapotranspiration at several type forests located in the Far East temperate to boreal region

Kazuho Matsumoto, Takeshi Ohta, Taro Nakai, Takashi Kuwada, Ken'ichi Daikoku, Shin'ichi Iida, Hironori Yabuki, A.V. Kononov, M.K. van, der Molen, Yuji Kodama, T.C. Maximov, A.J. Dolman, Shigeaki Hattori

3rd International workshop on C/H₂O/Energy balance and climate over boreal regions with special emphasis on eastern Eurasia 2007年1月29日
Common potential responses of canopy conductance to environmental variables in various forests in the Far East region

Kazuho Matsumoto, Takeshi Ohta, Taro Nakai, Takashi Kuwada, Ken'ichi Daikoku, Shin'ichi Iida, Hironori Yabuki, A.V. Kononov, Yuji Kodama, T.C. Maximov, Shigeaki Hattori

AsiaFlux Workshop 2006 2006年11月29日 AsiaFlux
極東域の複数の森林における水・熱交換特性の相互比較

松本一穂, 太田岳史, 中井太郎, 桑田孝, 大黒健一, 飯田真一, 矢吹裕伯, A.V. Kononov, 兒玉裕二, T.C. Maximov, 服部重昭

JST/CREST水の循環系モデリングと利用システム第3回領域シンポジウム 2006年10月30日科学技術振興機構
森林の群落コンダクタンスの多地点比較－広域に不変な潜在的環境応答特性の存在可能性について－

松本一穂, 中井太郎, 桑田孝, 大黒健一, A.V. Kononov, T.C. Maximov, 太田岳史

第117回日本森林学会大会 2006年4月1日日本森林学会
Responses of canopy conductance to environmental variables in forests in the northern Far East

Kazuho Matsumoto, Taro Nakai, Takashi Kuwada, Ken'ichi Daikoku, A.V. Kononov, T.C. Maximov, Takeshi Ohta

International workshop on H₂O and CO₂ exchange in Siberia 2006年1月26日
気孔・群落コンダクタンスと葉内葉緑素濃度との関係の評価とそのモデル化

松本一穂, 太田岳史, 田中隆文

JST/CREST水の循環系モデリングと利用システム第2回領域シンポジウム 2005年11月10日科学技術振興機構
イチョウの生物季節の長期変動傾向に関する空間変動制御因子の検討

松本一穂, 太田岳史

農業環境工学関連7学会2005年合同大会 2005年9月12日農業環境工学関連7学会
異なる森林タイプにおける群落コンダクタンスの季節変化と正規化植生指数との関係

松本一穂, 中井太郎, 兒玉裕二, 太田岳史

第116回日本森林学会大会 2005年3月27日日本森林学会
Jarvis型モデルによるコナラの気孔挙動特性の検討－葉緑素濃度の影響とパラメータの季節変化－

松本一穂, 太田岳史

第115回日本林学会大会 2004年4月日本林学会
樹齢の異なるコナラの気孔コンダクタンスの個葉差・個体差の検討

松本一穂, 太田岳史

第52回日本林学会中部支部大会 2003年10月日本林学会中部支部
葉内葉緑素濃度の関数を組み込んだJarvis型気孔コンダクタンスモデルの提案

松本一穂, 太田岳史

水文・水資源学会2003年研究発表会 2003年7月水文・水資源学会
日本におけるイチョウ生物季節と気温の長期変動

松本一穂, 太田岳史, 井良沢道也, 中村勉

第113回日本林学会大会 2002年4月日本林学会