金賢貞 (Hyeonjeong KIM) - マイポータル

基本情報

所属: 亜細亜大学国際関係学部多文化コミュニケーション学科准教授

学位: 博士（筑波大学博甲第4191号）(2007年3月筑波大学大学院)

J-GLOBAL ID: 201301025754715123
researchmap会員ID: 7000004439

研究キーワード

研究分野

人文・社会 / 文化人類学、民俗学 /

経歴

2024年10月 - 現在

慶應義塾大学, 非常勤講師
2019年4月 - 現在

國學院大學, 兼任講師
2021年10月 - 2022年3月

東京大学, 非常勤講師
2018年10月 - 2021年3月

慶應義塾大学, 非常勤講師
2014年4月 - 2017年3月

早稲田大学, 非常勤講師
2012年5月 - 2017年3月

東北大学東北アジア研究センター研究支援部門学術交流分野助教
2010年8月 - 2012年4月

日本学術振興会外国人特別研究員（東京大学）外国人特別研究員

受賞

2001年4月

「文部科学省研究留学生」, 文部科学省

論文

「植民地近代をめぐる不協和音：韓国の『九龍浦近代歴史館』の文化財登録と『韓国内の日本人村』の九龍浦史を中心に」

金賢貞

『国際関係紀要』 30(1-2合併号) 101-149 2021年3月査読有り
「韓国の「文化観光解説士」のあり方と〈ボランティア性〉に関する一考察」

金賢貞

『国際関係紀要』 29(2) 115-164 2020年3月査読有り
「ポストコロニアル都市と歴史の資源化―韓国木浦市における日本式建築物の保存と『木浦近代歴史館』―」

『国際関係紀要』 29(1) 1-54 2019年9月査読有り
「韓国における博物館の変容と文化政策」

『学術文化紀要』 (35) 37-70 2019年7月査読有り
「韓国の文化財行政と『近代』―『登録文化財制度』の新設を中心に―」

『国際関係紀要』 28(1) 1-42 2018年9月査読有り
「現代韓国における植民地遺産と近代観光―『九龍浦近代文化歴史通り』を事例に―」

『日本民俗学』 (292) 29-60 2017年11月査読有り
「韓国民俗学は『当たり前』を捉えうるか―韓国国立民俗博物館の２つの民俗誌（2007～14年）を中心に―」

金賢貞

『日常と文化』 (2) 15-36 2016年3月招待有り
MAKING KOREAN MODERN MUSEUMS: JAPANESE COLONIAL BUILDINGS AS HERITAGE AND RESOURCE

Kim Hyeon-Jeong

ACTA KOREANA 17(2) 583-607 2014年12月査読有り
「유네스코 무형문화유산보호협약의 성립과 일본의 무형문화재 보호정책(ユネスコの無形文化遺産保護条約の成立と日本の無形文化財保護政策)」

『翰林日本學』 21 155-179 2012年12月査読有り
「일본의 지역사회와 노년기 사회참여（日本の地域社会と老年期における社会参加)」

『東北亞文化研究』 32 351-366 2012年9月査読有り
「『近代文化都市』韓国群山市の負の遺産とまちづくり―植民地時代の建築物の記憶と評価をめぐる一九九〇年代末以降の変化に注目して―」

金賢貞

『日本民俗学』 (269) 35-66 2012年2月査読有り
「민속학적 ‘전승’의 이해와 메커니즘：일본 신사마쓰리의 지속과 임의결사를 사례로（民俗学的「伝承」の理解とそのメカニズム―日本の神社祭りの持続と任意結社を事例に―）」

『韓國民俗學』 50 293-324 2009年11月査読有り
「촌락사회의 고정인가, 변화인가?：일본 마니와 마을의‘水利430년 揚水100周年 기념사업’을 사례로(村落社会の固定か変化か―群馬県馬庭村の「水利430年揚水100周年記念事業」を事例に―）」

『民俗學研究』 23 7-30 2008年12月査読有り
「일본 지방도시의 위상 변화와 도시축제：근현대 이바라키현 이시오카시를 중심으로(日本の地方都市における位相の変化と都市祭礼―近現代の茨城県石岡市を事例に―）」

『日本學研究』 25 45-75 2008年9月査読有り
The Importance of Communities being able to Provide Venues for Folk Performances and the Effect : a Japanese Case Study

Kim Hyeonjeong

INTERNATIONAL JOURNAL OF INTANGIBLE HERITAGE 3 83-94 2008年5月査読有り
「민속문화의 현재와 전승론 재고：일본 민속학의‘포크롤리즘’ 검토를 통하여（民俗文化の現在と伝承論の再考―日本民俗学における「フォークロリズム」議論の検討を中心に―)」

『東洋學』 43 115-136 2008年2月査読有り
「향토의식의 형성과 지역 전통문화의 발견：일본 지방도시 이시오카의 향토사가들 모임‘이시오카 사적보존회’활동을 사례로(郷土意識の形成と地域伝統文化の発見―茨城県石岡市における郷土史家たちの集まりとしての「石岡史蹟保存会」を事例に―)」

『韓國民俗學』 45 65-98 2007年6月査読有り
「無形民俗文化財指定と新たな民俗芸能の創出―茨城県石岡市の『石岡囃子』を事例に―」

金賢貞

民俗芸能研究 (41) 44-65 2006年9月査読有り
「都市祭礼におけるヨソモノの存在とその意義―茨城県石岡市常陸国總社宮大祭を事例に―」

金賢貞

『日本民俗学』 (246) 1-30 2006年5月査読有り
「일본 도시 축제의 조직 구조와 그 의의: 축제조직에 대한 통시적・공시적 분석을 중심으로（都市祭礼の組織構造とその意義―祭礼組織に対する通時的・共時的分析を通して―)」

『韓國文化人類學』 38(1) 45-81 2005年5月査読有り

書籍等出版物

「現代韓国における日本式家屋の意味を問う：植民地期日本人町として開発された韓国大邱の地域社会に残る日本式家屋へのいざない（松井理恵著『大邱の敵産家屋』書評）」

金賢貞

2024年9月14日
「日本の妊娠・出産及び成長儀礼の伝統と現在」（「일본의 임신・출산 및 성장 의례의 전통과 현재」）

金賢貞 (担当:共著, 範囲:『アジアの生活文化東アジアの出産儀礼』（『아시아의 생활문화 동아시아 출산의례』、金賢貞ほか3名）pp.212-314)

国立アジア文化殿堂（국립아시아문화전당） 2023年12月
「負の歴史遺産と観光」（Ⅱ-９）

金賢貞 (担当:共著, 範囲:『東北アジアの自然と文化２』（東北大学東北アジア研究センター編）63-68頁)

東北大学出版会 2023年1月
「日本式建築物の観光資源化と地域ガバナンス」（Ⅱ-10）

金賢貞 (担当:共著, 範囲:『東北アジアの自然と文化』（東北大学東北アジア研究センター編）113-118頁)

東北大学出版会 2018年3月
「東日本大震災と離島の民俗文化―女川町出島の獅子振りを中心に―」（第2章第4節）

高倉浩樹・滝澤克彦編, 梅屋潔・林勲男・政岡伸洋・金菱清・岡山卓矢・小谷竜介・金賢貞・山口未花子・木村敏明・俵木悟・兼城糸絵・川村清志・菊地暁・川島秀一・沼田愛・赤嶺淳・島村恭則・滝澤克彦・稲澤努・高倉浩樹 (担当:共著)

新泉社 2014年1月
「韓国における伝統文化の伝承と国家施策―文化財保護法にもとづく『伝授教育制度』を中心に―」（第1部第4章）

相庭和彦・渡邊洋子編, 渡邊洋子・相庭和彦・張妙弟・張帆・金賢貞・趙誠姫・朴炫国・宮前耕史・芳澤拓也・大城和喜 (担当:共著)

明石書店 2013年11月
『「創られた伝統」と生きる―地方社会のアイデンティティー―』（全277頁）

青弓社 2013年9月
「韓国の無形文化財保護システムにおける『伝授教育制度』」（第Ⅰ部コラム）

岩本通弥編, 岩本通弥・中村淳・丁秀珍・高木博志・金賢貞・菊地暁・南根祐・俵木悟・濱田琢司・李承洙・才津祐美子・李相賢・青木隆浩・フェルトカンプ・エルメル・淺野敏久・川森博司 (担当:共著)

風響社 2013年2月
「古峰信仰」「宮参」「祈年祭」「鹿島信仰」「雷神信仰」「魔除」「民間信仰」「貧乏神」「死生観」「死神」「死後の世界」「生霊」「時間認識」「新嘗」「疫神」「熊襲」「怨霊」「異人」「自然観」「精霊流し」「祭政一致」「竃神」「祖霊」「呪物崇拝」「呪い」「霊魂」「シャーマニズム」

(韓国)高麗大學校日本研究センター編 (担当:共著, 範囲:古峰信仰、宮参、祈年祭、鹿島信仰、雷神信仰、魔除け、民間信仰、貧乏神、死生観、死神、死後の世界、生霊、時間認識、新嘗、疫神、熊襲、怨霊、異人、自然観、精霊流し、祭政一致、竃神、祖霊、呪物崇拝、呪い、霊魂、シャーマニズム、6頁、15頁、83頁、103頁、140頁、203頁、217頁、218頁、252頁、261頁、290頁、296頁、297頁、307頁、315頁、317頁、339頁、355頁、429頁、435頁、492頁、522頁、551頁、569頁、571頁、581頁、668頁)

ソウル：図書出版ムン 2010年7月
「文玉杓 From Paddy Field to Ski Slope: the revitalization of tradition in Japanese village life, Manchester: Manchester Univ. Press (1989)」

小松和彦・谷泰・原毅彦・田中雅一・渡辺公三編 (担当:共著)

弘文堂 2004年12月

講演・口頭発表等

「韓国における『近代文化都市』の創出：全北特別自治道群山市における日本式建築物の観光資源化とノスタルジア」

金賢貞

東京大学ヒューマニティーズセンター（HMC）協働研究「アジアの都市におけるノスタルジアの表出と文化遺産の創出」ワークショップ「韓国の都市におけるノスタルジアの表出と文化遺産の創出」 2024年2月20日招待有り
「韓国の登録文化財制度と『日帝残滓』の資源化」

韓国・朝鮮文化研究会第19回研究大会シンポジウム「コンテンツ時代における文化財」 2018年10月20日
「語りはじめた植民地遺産：現代韓国における新しい『近代』展示施設の誕生と展示内容を中心に」

韓国・朝鮮文化研究会第63回研究例会 2018年2月3日
「あいまいなダークツーリズム―韓国群山市における『群山時間旅行祝祭』を事例に―」

日本文化人類学会第51回研究大会 2017年5月27日
Displaying Negative Heritage in Contemporary South Korea: Change of Evaluation of Japanese Colonial Architecture and Negotiating Dissonance

The Russia Japan Workshop 2017: Asian Studies at NSU and TU Ⅱ 2017年2月10日
Who Needs the Shishifuri Lion Dance?: Interpretations and Changes to Intangible Cultural Heritage after the Great East Japan Earthquake

Association for Asian Studies, AAS-in-ASIA conference (Kyoto, 2016) “Asia in Motion: Horizons of Hope” 2016年6月26日
「現代韓国における日本式建築物の観光資源化―『九龍浦(クリョンポ)近代文化歴史通り』を事例に―」

日本民俗学会第６７回年会「世界のなかの民俗学」ミニシンポジウム「日本のなかの東アジア、東アジアのなかの日本：民俗学から多文化を考える」 2015年10月11日
「韓国の植民地期開発地域における景観の資源化―全羅北道群山市を事例に―」

東北大学東北アジア研究センター平成26年度公募型共同研究「日本と韓国における村落の歴史と景観」研究発表会 2015年2月19日
「負の歴史遺産とダークツーリズム―韓国群山(Gunsan)市の日本植民地期建築物の保存と資源化を事例に―」

国際シンポジウム「作为记忆之场的东亚」（「記憶の場としての東アジア」） 2014年8月30日
Making Modern History Museums: Colonial Architecture as Heritage and Resource in Contemporary Korea

The 7th Kyujanggak International Symposium on Korean Studies “East Asian Print Culture and Archives: Formation and Dissemination of knowledge.” 2014年8月21日
「高齢者は災害弱者？―ローカルな文化伝承とソーシャル・エンゲージメント―」

2013年度東北アジア研究センター研究成果報告会 2014年3月28日
「被災地でのスマートエージングな生き方―復興、社会との係わり方―」

金賢貞・滝澤克彦・稲澤努・高倉浩樹・佐藤大介

東北大学研究所連携プロジェクト平成25年度研究成果報告会 2014年2月5日
「東日本大震災による地域社会の解体とローカル文化の現在―日本宮城県女川町出島の事例から―」

第4回全国海洋文化学者大会「海と島、コミュニケーションと交流、そして持続可能性」 2013年8月23日
「ぜいたくな被災地調査？―女川町出島における被災地民俗文化財調査―」

第91回現代人類学研究会「『復興』を考える―地域社会における民俗芸能と祭礼の『現在』―」 2013年3月9日
「秩父歌舞伎における伝統的価値の学びについて」

「伝承文化と生涯学習」研究会２月例会 2012年2月28日
「韓国における伝統文化の伝承と国家施策―文化財保護法にもとづく『伝授教育制度』を中心に―」

国際シンポジウム「中日韓伝統文化と生涯教育」 2011年10月29日
「UNESCOの人類無形文化遺産の代表リストと登録」

珍島学会第18回節例会「珍島の文化伝統とUNESCOの文化遺産」 2011年10月4日
「現代社会における民俗学と生の多面性に関する研究」

韓国民俗学会2009年度冬季学術大会「韓国民俗学の現状と展望」 2009年12月11日
指定討論「ローカル民俗の文化財化と観光資源化」について

韓国民俗学会2008年度国際学術大会「グローバル文化のローカル化、ローカル民俗のグローバル化」 2008年12月13日
指定討論「来訪神と災殃神の対立的パラダイム」について

韓国民俗学会2008年度夏季学術大会「村づくりと民俗学」 2008年6月14日

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Works(作品等)

What’s happening to Japanese colonial architecture in postcolonial south Korea?: Interpretational shift from the remnants of Japanese colonialism into Korean cultural heritage

2015年2月その他
「民俗学と『当たり前』」

2014年12月その他
「植民地残滓から文化遺産へ―韓国に残る日本植民地建築物の行方―」

2013年10月その他
「女川町出島地区」

2013年10月その他
国立歴史民俗博物館第４室「列島の民俗文化」（韓国語訳）

2013年その他
「保存と破壊のロジック―韓国に残る日本植民地建築物の行方（その１）」

2012年12月その他
DVD『西表島民俗映像祖納稲の祭り豊年祭節祭・干立節祭』（韓国語訳）

2011年その他
DVD『能登民俗映像宇出津あばれ祭り』（韓国語訳）

2011年その他
DVD『比婆荒神神楽―地域と信仰―』

2011年その他
「아・태무형유산센터의 수행과제는 무엇인가?（アジア・太平洋無形遺産センターの遂行課題は何か）」

2010年12月その他
「유네스코 무형문화유산협약의 무형유산 개념과 등록기준에 대해（ユネスコ無形文化遺産条約における無形遺産の概念と登録の基準について）」

金賢貞・任章赫

2009年12月その他
「외국의 무형문화유산 보호제도와 정책（外国の無形文化遺産の保護制度と政策）」

2008年12月その他