2011年4月 - 2014年3月
生成生物言語学に基づくヒトの言語能力の設計・発達・進化の統合的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
- 課題番号
- 23242025
- 体系的課題番号
- JP23242025
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
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- (総額)
- 51,480,000円
- (直接経費)
- 39,600,000円
- (間接経費)
- 11,880,000円
本研究は、生成文法の最新の展開を理論的基盤とした人間言語の生物言語学的研究を推進し、言語の設計・発達・進化についての新たな知見を提供した。
設計に関しては、基本統語演算操作MergeとSearchの形式的特性およびその神経基盤を明らかにした。発達に関しては、第一・第二言語獲得におけるパラメータ設定と脳機能の関係を発見した。またブローカ野内BA44とBA45のMergeに関する選択的機能を明らかにした。進化に関しては、生物哲学的考察と考古学的証拠に基づき統語の運動制御起源説と言語の早期発現説を提起した。また格や一致といった統語現象の言語の外在化に影響する文化進化的特性を明らかにした。
設計に関しては、基本統語演算操作MergeとSearchの形式的特性およびその神経基盤を明らかにした。発達に関しては、第一・第二言語獲得におけるパラメータ設定と脳機能の関係を発見した。またブローカ野内BA44とBA45のMergeに関する選択的機能を明らかにした。進化に関しては、生物哲学的考察と考古学的証拠に基づき統語の運動制御起源説と言語の早期発現説を提起した。また格や一致といった統語現象の言語の外在化に影響する文化進化的特性を明らかにした。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 23242025
- 体系的課題番号 : JP23242025