小児では術中の血管確保、経静脈栄養や化学療法を目的として全身麻酔下に中心静脈カテーテルが留置される。鎖骨下静脈確保は全例外科医が行っているが、頚静脈確保は従来外科医がカットダウンもしくは穿刺で行っていたのを2010年度より麻酔科医によるリアルタイム超音波ガイド下内頸静脈穿刺に移行してきた。移行前後での手技時間、合併症等について検討したので報告。