2017年4月 - 2021年3月
革新的な高解像度裸眼立体表示とプロトタイプ医療応用の実現
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
(1) 時分割パララックスバリア方式の裸眼立体表示を4K(3840 X 2160画素)の解像度で実現した。また、観察者の間隔に応じて時分割数をアダプティブに変更する手法により、2人が同時に裸眼立体視することができる時分割パララックスバリア式裸眼立体表示を実現した。
(2) 複数人が同時に裸眼立体視可能な時分割指向性バックライト式裸眼立体表示において、バックライトに偏心レンズアレイを用いることで、クロストークレベルを低減することに成功した。また、曲面上に配置されたレンズアレイを用いることで、クロストークレベルを大幅に低減することに成功した。さらにレンズアレイの要素レンズを台形状にすることにより、提示画像の輝度の均一性を向上させた。
(3) 時分割パララックスバリア式および時分割指向性バックライト式裸眼立体表示において必要な観察者の目の位置の追跡を高速化するとともに、ディープラーニングを用いて観察者の目の移動を予測するシステムの開発を行った。
(4) 昨年度までに開発した、時分割パララックスバリアを利用したフルハイビジョン超多眼式ディスプレイについて、焦点調節の誘導が適切にできているかどうかをリフラクトメータで測定し、実際に被験者の焦点調節誘導ができていることを確認した。
(5) ディープラーニングを用いてCT画像から腎臓癌の自動抽出システムの精度向上を実現した。また、CT画像をボリュームレンダリングして裸眼立体表示するためのソフトウェアを開発した。
(2) 複数人が同時に裸眼立体視可能な時分割指向性バックライト式裸眼立体表示において、バックライトに偏心レンズアレイを用いることで、クロストークレベルを低減することに成功した。また、曲面上に配置されたレンズアレイを用いることで、クロストークレベルを大幅に低減することに成功した。さらにレンズアレイの要素レンズを台形状にすることにより、提示画像の輝度の均一性を向上させた。
(3) 時分割パララックスバリア式および時分割指向性バックライト式裸眼立体表示において必要な観察者の目の位置の追跡を高速化するとともに、ディープラーニングを用いて観察者の目の移動を予測するシステムの開発を行った。
(4) 昨年度までに開発した、時分割パララックスバリアを利用したフルハイビジョン超多眼式ディスプレイについて、焦点調節の誘導が適切にできているかどうかをリフラクトメータで測定し、実際に被験者の焦点調節誘導ができていることを確認した。
(5) ディープラーニングを用いてCT画像から腎臓癌の自動抽出システムの精度向上を実現した。また、CT画像をボリュームレンダリングして裸眼立体表示するためのソフトウェアを開発した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 17H00750
- 体系的課題番号 : JP17H00750