2019年4月 - 2024年3月
グローバル社会・多言語多文化社会に対応する日本の国語教育の再構築の基礎的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
本研究は、グローバル社会・多言語多文化社会に対応する日本の国語教育の再構築を目指すものである。外国人子弟や海外からの労働者の増加などによる多言語・多文化状況はますます広がっていく。そこで現在の日本で生じている多言語・多文化に関する国語教育の問題点を明らかにするとともに、多言語・多文化状況下の諸外国からも学び、今後の国語教育のあり方を展望する。本年度の成果は次の通りである。
基礎研究部門は雑誌論文9本(うち査読付き論文4本)、学会発表は6本(うち国際学会発表1本)、書籍が11本あった。これらは日本の国語教育の現状の考察、海外との比較研究などであり多言語多文化が進みつつある現在の国語教育を再考するために大きな成果をあげたといえる。
事例研究部門は学会発表2本あった。これら(基礎研究部門の1本を含む)はいずれも全国大学国語教育学会のラウンドテーブル「グローバル社会・多言語多文化社会に対応する日本の国語教育の再構築-日本の国語教育の海外展開の事例を中心に-」で発表されたものである。それにより多言語多文化社会における国語教育の現在の課題と、ミャンマーにおける日本の国語教育の海外展開の状況について学会員に広く知見や問題意識を共有することができた。また質疑応答によって本科研の今後の展開にとって有益な示唆を得ることもできた。
以上のように、基礎研究部門および事例研究部門では一定の研究業績を産出した。ただし、新型コロナウイルスやミャンマーでの政権の問題によって現地調査について行うことができなかった。
基礎研究部門は雑誌論文9本(うち査読付き論文4本)、学会発表は6本(うち国際学会発表1本)、書籍が11本あった。これらは日本の国語教育の現状の考察、海外との比較研究などであり多言語多文化が進みつつある現在の国語教育を再考するために大きな成果をあげたといえる。
事例研究部門は学会発表2本あった。これら(基礎研究部門の1本を含む)はいずれも全国大学国語教育学会のラウンドテーブル「グローバル社会・多言語多文化社会に対応する日本の国語教育の再構築-日本の国語教育の海外展開の事例を中心に-」で発表されたものである。それにより多言語多文化社会における国語教育の現在の課題と、ミャンマーにおける日本の国語教育の海外展開の状況について学会員に広く知見や問題意識を共有することができた。また質疑応答によって本科研の今後の展開にとって有益な示唆を得ることもできた。
以上のように、基礎研究部門および事例研究部門では一定の研究業績を産出した。ただし、新型コロナウイルスやミャンマーでの政権の問題によって現地調査について行うことができなかった。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 19K02699
- 体系的課題番号 : JP19K02699