2015年4月 - 2017年3月
聴覚障害者のビート認知テストについての研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
聴覚障害者の音楽認知を客観的に測るための方法を確立することを目的とし,音楽受容の基本となるビート認識テストの作成のための基礎実験を行った.リズムに付与するアクセントやリズム音とその他の音の重なりよりも,難度を明らかにしたリズムを用いることが,聴覚障害者のビート認識では重要になることが分かったため,ビート認識テストでは,実在の音楽を使ったテストが可能となる.
また,聴覚障害者では音楽聴取の個人差も大きいが,それによらず音楽が好きであるという場合が多いため,テストの結果が音楽嫌いに結びつかないようにするための環境(テスト前に簡単な教示を行うなど)も必要であることがわかった.
また,聴覚障害者では音楽聴取の個人差も大きいが,それによらず音楽が好きであるという場合が多いため,テストの結果が音楽嫌いに結びつかないようにするための環境(テスト前に簡単な教示を行うなど)も必要であることがわかった.
- ID情報
-
- 課題番号 : 15K13246
- 体系的課題番号 : JP15K13246