赤木和夫 (Kazuo Akagi) - マイポータル

基本情報

所属: 立命館大学総合科学技術研究機構教授 (特別招聘研究教授、京都大学名誉教授、筑波大学名誉教授、日本化学会フェロー、高分子学会フェロー)

学位: 工学博士(京都大学)

J-GLOBAL ID: 201401012490681139
researchmap会員ID: 7000008322

外部リンク: http://www.ritsumei.ac.jp/~akagi/akagi_hp_2014_ritsumei/index.html

研究分野

ナノテク・材料 / 高分子材料 / 共役高分子・液晶・導電性・発光性

経歴

2022年 - 現在

立命館大学総合科学技術研究機構・招聘研究教授
2017年 - 2021年

立命館大学総合科学技術研究機構･特別招聘研究教授
2015年 - 2016年

京都大学福井謙一記念研究センター・センター長
2006年 - 2016年

京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻教授
2003年 - 2006年

筑波大学･学際物質科学研究センター長
2004年 - 2005年

筑波大学数理物質科学研究科物性・分子工学専攻（物質工学系）教授
1998年 - 2003年

筑波大学物質工学系教授
1991年 - 1997年

筑波大学物質工学系助教授
1984年 - 1990年

筑波大学物質工学系講師
1982年 - 1983年

福井大学工学部附属繊維機能性材料研究施設助手

委員歴

2010年 - 現在

International Conference on Science and Technology of Synthetic Metals (ICSM)のInternational Advisory Board (国際諮問委員)
2008年 - 現在

学術誌Springer Nature Applied Science, Editorial Board（編集委員）
2008年 - 現在

学術誌Polymer Bulletin, Editorial Board（編集委員）
2012年 - 2017年

高分子学会関西支部, 高分子学会関西支部常任幹事（三期6年）
2015年

日本化学会, 日本化学会理事
2008年 - 2010年

日本化学会近畿支部, 日本化学会近畿支部幹事
2005年 - 2006年

日本液晶学会, 日本液晶学会理事，副会長
2001年 - 2006年

日本化学会, 日本化学会関東支部代議員
2002年 - 2005年

高分子学会関東支部, 高分子学会関東支部茨城地区代表幹事
2002年 - 2005年

高分子学会, 高分子学会関東支部理事

受賞

2021年9月

日本液晶学会論文賞（A部門）, 日本液晶学会

赤木和夫, 山下智弘, 堀江慶太
2020年5月

高分子科学功績賞, ｢液晶を用いた電子・光機能性共役ポリマーの合成と展開｣, 高分子学会

赤木和夫
2018年3月

日本化学会フェロー, 日本化学会

赤木和夫
2017年9月

高分子学会フェローアカデミア, 「液晶を用いた電子・光機能共役ポリマーの創成と開発に関する貢献」, 高分子学会

赤木和夫
2017年3月

日本化学会賞, 「液晶と共役ポリマーとの融合化学の開拓と展開」, 日本化学会

赤木和夫
2010年9月

日本液晶学会賞（業績賞）, 「液晶を用いた不斉反応場の開発と液晶性共役高分子の創成に関する研究」, 日本液晶学会

赤木和夫
2005年4月

文部科学大臣表彰科学技術賞, 「液晶を用いた高機能性共役系高分子の合成と性質に関する研究」, 文部科学省

赤木和夫
2003年5月

高分子学会賞, 「機能性共役系高分子の開発と展開」, 高分子学会

赤木和夫
2002年1月

つくば賞, 「らせん状共役系高分子の創成と開拓」, 茨城県科学技術振興財団

赤木和夫
2001年9月

日本液晶学会賞（論文賞）, 「強誘電液晶性を有する共役系高分子、ポリパラフェニレンビニレン誘導体の合成と性質」, 日本液晶学会

赤木和夫
2001年3月

日産科学賞, 「不斉液晶場でのヘリカルポリアセチレンの発見と液晶性共役系高分子の開拓」, 日産科学振興財団

赤木和夫
2000年3月

日本化学会学術賞, 「液晶を用いた新規共役系高分子の合成と機能制御に関する研究」, 日本化学会

赤木和夫

主要な論文

316

Photoinvertible Chiral Liquid Crystal that Affords Helicity‐Controlled Aromatic Conjugated Polymers

Satoru Yoshida, Santa Morikawa, Kenta Ueda, Masatomo Hidaka, Kosuke Kaneko, Kimiyoshi Kaneko, Tomonori Hanasaki, Kazuo Akagi

Advanced Optical Materials 8(20) 2000936-2000936 2020年10月査読有り最終著者責任著者

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MISC

温度によるキラル反転が可能な不斉反応場を用いた共役系高分子のらせん構造制御

堀江慶太, 山下智弘, 赤木和夫

液晶 26(1) 46-52 2022年責任著者
超階層構造制御で伝える、伝わる

赤木和夫

高分子 70(11) 592 2021年筆頭著者
私の自慢覧古考新(らんここうしん)の賜物 : キラル液晶からヘリカルグラファイトまで

赤木和夫

化学と工業 = Chemistry & chemical industry 70(8) 719-721 2017年8月
キラル液晶の選択反射を用いた共役ポリマー発光のキラル分割と熱的スイッチング

赤木和夫, 大田冬木, 閻家林, San Jose Benedict A., 松下哲士

日本化学繊維研究所講演集 Annual report of the Research Institute for Chemical Fibers, Japan 74 8p 2017年
光で光を制御する : 光応答性白色および虹色カラー発光体の創成

渡辺和誉, 赤木和夫

化学 = Chemistry 71(10) 32-37 2016年10月
共役ポリマーの円偏光発光における極限的非対称性因子の実現

赤木和夫, San Jose Benedict A., 松下哲士

日本化学繊維研究所講演集 Annual report of the Research Institute for Chemical Fibers, Japan 73 10p 2016年
超階層構造制御されたらせん共役ポリマー (特集ひねりの効いた分子機能)

赤木和夫

高分子 = High polymers, Japan : polymers 64(11) 703-705 2015年11月
Polyacetylenes

Akagi, Kazuo

Conjugated Polymers: A Practical Guide to Synthesis,, pp. 12-36 2013年10月査読有り
不斉液晶場を用いたらせん状共役ポリマーの創出

赤木和夫, 渡辺和誉

キラル化学-その起源から最新のキラル材料研究まで-,1, pp. 83-91 2013年10月
導電性高分子を活用した研究開発テーマの発掘

渡辺和誉, 松下哲士, 赤木和夫

技術シーズを活用した研究開発テーマの発掘,, pp. 295-300 2013年7月
キラル液晶場における高分子合成

赤木和夫

液晶ディスプレイ物語-50年の液晶開発と未来に託す夢-,, pp. 343-352 2013年3月
ヘリカルグラファイト誕生花炭に学ぶヘリカルポリアセチレンからの構築

松下哲士, 赤木和夫

化学 67(8) 29-33 2012年8月1日
液晶性を有する二置換ポリアセチレン誘導体の合成と性質

松下哲士, サンホセベネディクトアルセナ, 赤木和夫

有機電子デバイスのための導電性高分子の物性と評価,, pp. 32-44 2012年6月
キラリティと液晶性を有するPEDOT誘導体の合成とエレクトロクロミック特性

松下哲士, 鄭龍洙, 赤木和夫

PEDOTの材料物性とデバイス応用,, pp. 267-285 2012年3月
コポリマー型キラルPEDOT誘導体の合成と、電気化学的酸化・還元によるエレクトロクロミズムとキラリティーの制御

赤木和夫, 鄭龍洙, 高文柱

日本化学繊維研究所講演集 69 65-72 2012年3月
液晶を用いた不斉反応場の開発と共役系高分子の階層性らせん構造の制御

赤木和夫

液晶 : 日本液晶学会誌 = Ekisho 15(2) 77-91 2011年4月25日
不斉液晶反応場でのヘリカル共役ポリマーの合成とらせん構造形成メカニズムの解明

赤木和夫, GOH Munju

日本化学繊維研究所講演集 68 45-50 2011年3月1日
不斉液晶反応場での重合とその展開

高文柱, 赤木和夫

高分子 59(10) 785-788 2010年10月1日
導電性高分子の導電性向上と可溶化のポイント

赤木和夫, 鄭龍洙

透明導電膜・フィルムの高透明・低抵抗化と耐久性向上,, pp. 167-183 2010年9月
π共役系高分子液晶―光応答性を有する共役系高分子液晶

赤木和夫

液晶―構造制御と機能化の最前線―,, pp. 34-42 2010年7月

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書籍等出版物

Chiral Luminescence: From Molecules to Materials and Devices

Kazuo Akagi (担当:編者(編著者))

Wiley VCH 2024年2月28日
The CRC Press Encyclepedia of Polymers, Polymeric Materials, and Polymer Technology

(担当:共著, 範囲:Polyacetylenes)

TAYLOR & FRANCIS GROUP 2023年
高分子材料の事典

赤木和夫

朝倉書店 2022年11月1日 (ISBN: 9784254252729)
Polymers and Polymeric Composites: A References Series

Kazuo Akagi (担当:共著)

Springer Nature 2020年 (ISBN: 9783642371790)
高分子学会（編）基礎編（機能）電気･電子機能

赤木和夫

朝倉書店 2020年
4th Edition of the Handbook of Conducting Polymers, Ed. B.C. Thompson, J. R. Reynolds and T. A. Skotheim （in press)

Kazuo Akagi (担当:分担執筆, 範囲:“Multifunctional Conjugated Polymers: Helically Assembled Spherulites, Photo-Controllable Illuminants, and Helical Graphites”)

CRC Press, Taylor & Francis Group, LLC 2019年
Functional Organic and Hybrid Nanostructured Materials: Fabrication, Properties, and Applications, Ed., Q. Li

S. Matsushita, B. A. San Jose, K. Akagi (担当:分担執筆, 範囲:Chapter 15, 547-574 "Functional Nanostructured Conjugated PolymersFunctional Nanostructured Conjugated Polymers")

Wiley-VCH 2018年 (ISBN: 9783527342549)
日本の高分子科学技術史第2巻

赤木和夫 (担当:分担執筆, 範囲:58-61 「高分子機能, 電気・電子・磁性」)

高分子学会 2016年
Conjugated Polymers: A Practical Guide To Synthesis, Eds. K. Muellen, J. R. Reynolds, T. Masuda

Kazuo Akagi (担当:分担執筆, 範囲:Chap. 2, 12-36 ”Polyacetylenes”)

RSC Polymer Chemistry Series 2014年
Nanoscience with Liquid Crystals: From Self-Organized Nanostructures to Applications, Ed., Q. Li

B. A. San Jose, K. Akagi (担当:分担執筆, 範囲:Chapter 9, 319-353 “Self-Assembled Liquid Crystalline Conjugated Polymers: Synthesis, Development, and their Advanced Electro-Optical Properties”)

Springer, Switzerland 2014年 (ISBN: 9783319048673)
The Liquid Crystal Display Story: 50 Years of Liquid Crystal R&D that lead The Way to the Future, Ed. N. Koide

Kazuo Akagi (担当:分担執筆, 範囲:Chapter 9.5, 278-286 「Polymer Synthesis in a Chiral Liquid Crystal Field」)

Springer, Tokyo 2014年 (ISBN: 9784431548584, 9784431548591)
「技術シーズを活用した研究開発テーマの発掘」

渡辺和誉, 松下哲士, 赤木和夫 (担当:分担執筆, 範囲:第8章, 第3節 295 – 300 「導電性高分子を活用した研究開発テーマの発掘」)

技術情報協会 2013年
「CSJカレントレビューキラル化学 −その起源から最新のキラル材料研究まで−」第7章キラル液晶最前線2日本化学会編

赤木和夫, 渡辺和誉 (担当:分担執筆, 範囲:83-91 「不斉液晶反応場を用いたらせん状共役ポリマーの創出」)

化学同人 2013年
「液晶ディスプレイ物語−50年の液晶開発と未来に託す夢−」日本学術振興会情報科学用有機材料第142委員会液晶部会編

赤木和夫 (担当:分担執筆, 範囲:第2部第1章1.5, 343 - 352 「キラル液晶場における高分子合成」)

エース出版 2013年
PEDOTの材料物性とデバイス応用（奥崎秀典監修）

松下哲士, 鄭龍洙, 赤木和夫 (担当:分担執筆, 範囲:第6章, 第5節 267 – 285 「キラリティと液晶性を有するPEDOT誘導体の合成とエレクトロクロミック特性」)

サイエンス＆テクノロジー 2012年
有機電子デバイスのための導電性高分子の物性と評価（小野田光宣監修）

松下哲士, サンホセ・ベネディクトアルセナ, 赤木和夫 (担当:分担執筆, 範囲:第5章, 32 − 44 「導電性高分子の特性と多元機能化：液晶性を有する二置換ポリアセチレン誘導体の合成と性質」)

シーエムシー出版 2012年
Conjugated Polymer Synthesis - Method and Reactions, Ed. by Y. Chujo

Kazuo Akagi (担当:分担執筆, 範囲:289-301 “Helical Polyacetylene Prepared in Liquid Crystal Field”)

WILEY-VCH 2010年
液晶―構造制御と機能化の最前線

赤木和夫 (担当:分担執筆, 範囲:第4章 34 - 42 「π共役系高分子液晶 −光応答性を有する共役系高分子液晶」)

シーエムシー出版 2010年
透明導電膜・フィルムの高透明・低抵抗化と耐久性向上

赤木和夫, 鄭龍洙 (担当:分担執筆, 範囲:第２章第２節 167-183 「導電性高分子の導電性向上と可溶化のポイント」)

技術情報協会 2010年
Handbook of Thiophene-Based Material: Applications in Organic Electronics and Photonics, Ed., I. F. Perepichka and D. F. Perepichka

Kazuo Akagi (担当:分担執筆, 範囲:Vol. 2, p. 498-515)

John Wiley & Sons 2009年