佐々木健 (Takeshi Sasaki) - マイポータル

基本情報

所属: 京都大学法学研究科教授

J-GLOBAL ID: 201401071527960013
researchmap会員ID: 7000008371

研究分野

人文・社会 / 基礎法学 /

論文

ティベリス氾濫とローマ的差止（又は妨害排除、あるいは物権的請求権）

佐々木健

法学論叢 192(1-6) 297-365 2023年3月招待有り筆頭著者最終著者責任著者
古代地中海世界における小切手または信用状――社会経済史研究から見たローマ法史料

佐々木健

法学論叢 188(4-5-6) 246-263 2021年3月査読有り筆頭著者最終著者責任著者
古代ローマの提示訴権と評価額減殺――学説彙纂第10巻第4章第9法文第8項（ウルピアーヌス『告示註解』第24巻）に見る「価額を下回る」

佐々木健

身分と経済 531-558 2019年12月査読有り
Roman-Japanese Legacy with the Appointment of second Degree Successor.: An Analysis of the second Petty Bench’s Judgment (Japanese Supreme Court) on 18th March 1983

佐々木健

Ulrike Babusiaux, Mariko Igimi (eds.), “Messages from Antiquity”: Roman Law and Current Legal Debates 107-112 2019年6月査読有り
古代ローマ占有訴訟における「慣習による駆逐moribus deductio」(Cic. pro Caecina, 27)と暴力〔不動産占有回復〕unde vi特示命令

佐々木健

法学論叢 182((4・5・6)) 288-317 2018年3月
古代ローマの（共有・隣接）農場交互貸借と「使用交換」

佐々木健

法学論叢 180(5-6) 481-500 2017年3月
古代ローマ特示命令研究序説

佐々木健

法学論叢 172(4-6) 463-511 2013年3月
Who could apply for the interdicts concerning «via publica»? - An analysis of Ulp. D. 43.8.2

Takeshi SASAKI

Revista General de Derecho Romano, vol. 19 2012年12月1日査読有り
ローマ法における量刑に関する一覚書 : 『学説彙纂』第四八巻第一九章第二五法文首項について (初宿・位田教授退職記念号)

佐々木健

法学論叢 170(4-6) 515-532 2012年3月
古代ローマ法における特示命令に関する研究の一潮流――行政を巡る法制史の一分野として

佐々木健

法制史研究 58 141-169 2009年3月査読有り
古代ローマにおける特示命令による道路行政の一端

佐々木健

法学論叢 164(1-6) 617-642 2009年3月
「ルーケリア碑文」に見る共和政中期ローマ世界における宗教法制の一断面(2・完)

佐々木健

法学論叢 163(1) 1-24 2008年4月
『学説彙纂』における河川利用の保護――特示命令の射程に注目して――

佐々木健

法史学研究会会報 (12) 29-49 2008年3月査読有り
「ルーケリア碑文」に見る共和政中期ローマ世界における宗教法制の一断面(1)

佐々木健

法学論叢 161(5) 39-57 2007年8月査読有り
アゾー『勅法彙纂集成』第7巻第32章「占有の取得および保持について」の邦訳と解説(2・完)

田中実, 佐々木健

南山法学 29(4) 129-180 2006年3月
特示命令と神法物

佐々木健

法学論叢 158(4) 82-111 2006年1月査読有り
アゾー『勅法彙纂集成』第7巻第32章「占有の取得および保持について」の邦訳と解説(1)

田中実, 佐々木健

南山法学 29(2) 194-240 2006年1月
L・ラブルーナの暴力vis論―特示命令論の為に―（二・完）

佐々木健

法学論叢 155(2) 100-122 2004年5月査読有り
L・ラブルーナの暴力vis論―特示命令論の為に―（一）

佐々木健

法学論叢 155(1) 130-145 2004年4月査読有り

MISC

財産持戻し：ローマ相続法と特別受益者

佐々木健

大警視だより (続刊18) 24-26 2024年1月招待有り筆頭著者最終著者責任著者
市場警察：ローマの公正取引

佐々木健

大警視だより (続刊17) 18-20 2023年7月招待有り筆頭著者最終著者責任著者
柴田先生のこと

佐々木健

ローマ法雑誌 (4) 434-435 2023年3月招待有り筆頭著者最終著者責任著者
（学界動向）スペッロ便り2022

佐々木健

ローマ法雑誌 (4) 387-395 2023年3月招待有り筆頭著者最終著者責任著者
（書評）石田真衣『民衆たちの嘆願 : ヘレニズム期エジプトの社会秩序』大阪大学出版会 2022年

佐々木健

ローマ法雑誌 (4) 168-188 2023年3月招待有り筆頭著者最終著者責任著者
都市と警察：ポリスのポリス

佐々木健

大警視だより (続刊16) 22-24 2023年1月招待有り筆頭著者最終著者責任著者
訴訟の二段階：民刑事の相似

佐々木健

大警視だより続刊(15) 13-15 2022年7月招待有り筆頭著者最終著者責任著者
（学界動向）SIHDA集会2022参加記

佐々木健

ローマ法雑誌 (3) 186-203 2022年3月筆頭著者最終著者責任著者
（学界動向）スペッロ便り2021

佐々木健

ローマ法雑誌 (3) 174-180 2022年3月筆頭著者最終著者責任著者
論文の戒め：田中周友先生と上山安敏先生――上山安敏先生追悼――

佐々木健

CD版上山安敏先生略年譜・著作目録（五訂版）―上山安敏先生追悼― 265-267 2022年2月招待有り筆頭著者最終著者責任著者
上山安敏先生の講義と著書（追悼報告）

佐々木健

吉原丈司・平田公夫・吉原達也・林智良・井上琢也編『CD版上山安敏先生略年譜・著作目録（五訂版）―上山安敏先生追悼―』 188-230 2022年2月招待有り筆頭著者最終著者責任著者
上山先生の学問像：講義と著作（教育と研究）の相互作用

佐々木健

吉原丈司・平田公夫・吉原達也・林智良・井上琢也編『CD版上山安敏先生略年譜・著作目録（五訂版）―上山安敏先生追悼―』 178-187 2022年2月招待有り筆頭著者最終著者責任著者
刑罰としての亡命：ローマからの視点

佐々木健

大警視だより続刊(14) 14-17 2022年1月招待有り筆頭著者最終著者責任著者
「行政警察」と「司法警察」：イタリア・ローマの視点から

佐々木健

大警視だより続刊(12) 21-23 2021年7月招待有り筆頭著者最終著者責任著者
歴史の中の法への誘い

佐々木健

法学セミナー 66(5) 43-48 2021年5月筆頭著者最終著者責任著者
出雲孝「近世ドイツの市民法学における数学的方法の試み―ライプニッツ＝ヴォルフ学派の方法論とそれに対する法学者ネッテルブラットの応答を手がかりに」『朝日法学論集』五一号、同「近世自然法論における継続的契約概念の萌芽―クリスティアン・ヴォルフの契約理論を中心に」『情報学研究』二八号

佐々木健

法制史研究 70 189-193 2021年3月筆頭著者最終著者責任著者
テクストとコンテクスト：日常生活の法律碑文

マリア・テレーザ・ヒメネス=カンデーラ(田中実, 佐々木健訳

南山法学 44(1) 139-160 2020年9月
ローマ法の参照例――占有訴権と明文なき物権的請求権

佐々木健

法律時報 92(4) 36-41 2020年4月査読有り招待有り筆頭著者最終著者責任著者
（学界動向）スペッロ便り2019

佐々木健

ローマ法雑誌 (1) 167-176 2020年3月筆頭著者最終著者責任著者
パピニアヌスの『姦通論単巻書』――その伝承と信憑性

ウールリッヒ・マンテ(田中実, 佐々木健訳

南山法学 43(2) 141-186 2019年12月

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書籍等出版物

ローマ帝国と西アジア : 前三〜七世紀

大黒他編 (担当:共著, 範囲:佐々木健「ローマ法の後世への影響」226-227頁)

岩波書店 2021年12月 (ISBN: 9784000114134)
古代ローマ人の都市管理

堀, 賀貴(編) (担当:共著, 範囲:佐々木健「古代ローマの道路管理」215-231頁)

九州大学出版会 2021年8月 (ISBN: 9784798503028)
身分と経済――法制史学会70周年記念若手論文集

額定其労, 佐々木健, 髙田久実, 丸本由美子 (担当:共編者(共編著者), 範囲:序文（3-9頁）および単独論文（531-558頁）)

慈学社 2019年12月 (ISBN: 9784909537027)
古代ローマ法における特示命令の研究

佐々木健

日本評論社 2017年3月 (ISBN: 9784535522480)
ラテン語法格言辞典

柴田光蔵, 林信夫, 佐々木健

慈学社出版 2010年5月30日 (ISBN: 4903425606)

講演・口頭発表等

却下と棄却：民事訴訟と古代ローマの《法》

佐々木健

比較歴史社会学研究会第７回大会 2023年10月21日招待有り
Dig.39.2.9.1 (Ulpianus 53 ad ed.)とローマの洪水について

佐々木健

日本ローマ法研究会第６回大会 2023年3月14日
ティベリス氾濫とローマ的妨害排除

佐々木健

基礎法研究会 2023年2月9日
ローマ法の語り方

佐々木健

比較国制史研究会 2022年3月19日招待有り
【FD分科会】ローマ法の語り方・語られ方

佐々木健

日本ローマ法研究会第5回大会 2022年3月15日
D.5.2.23（相続結合）について

佐々木健

日本ローマ法研究会第5回大会 2022年3月14日
上山安敏先生の講義と著書（追悼報告）

佐々木健

法制史学会近畿部会第464回例会 2021年12月19日
古代地中海世界における小切手または信用状――社会経済史的観点から見たローマ法史料

佐々木健

法制史学会第72回総会 2021年11月7日招待有り
D.5.2.6.2 (Ulpianus 14 ad ed.)

佐々木健

日本ローマ法研究会第４回大会 2021年3月15日
ローマの胎児訴訟とその文脈：D.5.1.28.5 (Paul. 17 ad Plaut.)とD.5.4.3

佐々木健

ローマ法研究会 2021年1月29日招待有り
古代地中海世界における小切手または信用状――社会経済史研究から見たローマ法史料

佐々木健

ローマ法研究会 2020年10月23日招待有り
D.14.3.20 (Scarvola 5 dig.): a kind of cheque or Letter of Credit in ancient Rome?

佐々木健

73eme Session de la Societe international Fernand de Visscher pour l’Histoire des Droits de l’Antiquite 2019年9月5日
ローマ法の道路行政

佐々木健

第３回連続国際シンポジウム「古代ローマの危機管理」 2019年3月17日招待有り
Polia (D.21.1.38.14)：馬飼育場か飼育場の馬か

佐々木健

日本ローマ法研究会第１回大会 2018年3月18日
moribus deductio (Cic. pro Caecina, X, 27) e l’interdictum unde vi

Takeshi Sasaki

71ème Session de la Société international Fernand de Visscher pour l’Histoire des Droits de l’Antiquité, Bologna-Ravenna 2017年9月15日
慣習による駆逐moribus deductio / deduci（Cic. Pro Caecina, 27; 32; 95）と暴力〔不動産占有回復〕unde vi特示命令

佐々木健

ローマ法研究会 2017年7月28日
提示訴権における『物が有する額を下回るminoris erit quam res erit』: D. 10.4.9.8 (Ulp. 24 ad ed.)

佐々木健

ローマ法研究会 2017年3月12日
D.19.2.35.1 (Africanus 8 quaest.) et “l’échange d’emploi”

佐々木健

70ème Session de la Société international Fernand de Visscher pour l’Histoire des Droits de l’Antiquité, Paris 2016年9月14日
法学「古典期」と「使用交換」―ローマ法学者の専門知

佐々木健

比較国制史研究会 2016年7月3日
Roman-Japanese Legacy with the Appointment of second Degree Successor : an Analysis of the second petty Bench’s Judgement (Japanese Supreme Court) on 18th, March, 1983

佐々木健

Messages from the Antiquity. How can Roman Law contribute to the Current Debates in Law? (The 10th Annual Kyushu University Law Conference), Kyushu-University, Fukuoka 2016年2月13日

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共同研究・競争的資金等の研究課題

強制なき法：西洋古代・中世における民事執行と判決履行

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2022年4月 - 2027年3月

川島翔, 佐々木健
世界的文脈から見た日本のローマ法研究受容と発展とに関する総合的比較研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2022年4月 - 2026年3月

林智良, 栗原麻子, 五十君麻里子, 吉村朋代, 佐々木健
新時代の「現場力」を活かした首都ローマを囲むアウレリアヌス城壁の国際共同調査・研究

日本学術振興会科学研究費助成事業国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B)) 2020年10月 - 2026年3月

堀賀貴, 池口守, 奥山広規, 佐々木健, 山田順
ウィトルウィウス後の古代ローマの庶民建築

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2022年4月 - 2025年3月

堀賀貴, 小川拓郎, 池口守, 加藤磨珠枝, 奥山広規, 佐々木淑美, 佐々木健, 山田順
前近代における危機と専門家の役割――対応・変性・創発についての比較史的研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2022年4月 - 2025年3月

田口正樹, 佐々木健, 粟辻悠, 大月康弘, 西川洋一, 小林繁子, 鈴木直志, 佐藤雄基, 新田一郎, 櫻井英治
非訟の西洋史

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2020年4月 - 2025年3月

佐々木健, 川島翔, 山中聡
アクセスプロバイダ等の媒介者に対する差止めの法的根拠に関する比較法制史的研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2020年4月 - 2024年3月

坂口甲, 栗田昌裕, 粟辻悠, 佐々木健
前近代の専門家を取り巻く「環境」に関する比較国制史的基礎研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2019年4月 - 2022年3月

田口正樹, 佐々木健, 粟辻悠, 大月康弘, 西川洋一, 小川浩三, 小林繁子, 鈴木直志, 佐藤雄基, 新田一郎, 櫻井英治
ポンペイとオスティア：古代ローマにみる建築術の総体としての都市と技術の大衆化

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2018年4月 - 2021年3月

堀賀貴, 西山要一, 渡部展也, 豊田浩志, 池口守, 加藤磨珠枝, 佐々木淑美, 佐々木健
ローマ法の遺贈と担保

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(B) 2016年4月 - 2020年3月

佐々木健
ローマ法と条件付遺言

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2016年4月 - 2019年3月

田中実, 伊藤司, 佐々木健
専門家と専門知の発展から見た国制史の再構築－－前近代の西洋と日本

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2016年4月 - 2019年3月

田口正樹, 佐々木健, 林信夫, 加納修, 大月康弘, 小川浩三, 松本英実, 鈴木直志, 新田一郎, 櫻井英治, 粟辻悠, 西川洋一, 佐藤公美, 小林繁子, 神寳秀夫, 佐藤雄基, 佐藤彰一, 石部雅亮