2010年
14.1 T MRI 顕微鏡を用いたメダカの3D可視化
電子情報通信学会技術研究報告. MI 医用画像
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- 巻
- 109
- 号
- 407
- 開始ページ
- 361
- 終了ページ
- 366
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
脊椎動物のモデル生物であるメダカ等の小型の生物の高解像度での撮像が可能なMRI顕微鏡の開発を行っている。高い空間解像度を達成するためには、高い信号雑音比(S/N)を得ることが重要である。14.1T(ボア径48mm)の静磁場マグネットを用いNMR信号強度を高めた状態でMRI顕微鏡のプローブの開発を行った。高いS/Nが得られる内径5mmのソレノイド型の送受信コイルと平面型のxyz方向のグラディエントコイルを一体型プローブとし、グラディエントコイルの設置距離を縮め強い磁場勾配を印加できる設計とした。現段階ではメダカの撮像実験により、空間解像度(20μm)^3という高解像度での撮像が可能となった。また、P53ガン抑制遺伝子ノックアウトメダカとワイルドタイプとの形態比較によるガンの発現メカニズムの解析にも寄与すると考えられ、基礎医学にも有用であると考える。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110007866454
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11370335
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/10555080
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110007866454
- CiNii Books ID : AA11370335