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2020年8月

【股関節周辺の外傷・障害に対する理学療法診断の進め方】股関節周辺の外傷・障害に対する理学療法診断の進め方

理学療法
  • 建内 宏重

37
8
開始ページ
684
終了ページ
691
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)メディカルプレス

1.理学療法診断を進めるには、疾患・障害の分類と臨床予測ルール(clinical prediction rule:CPR)の重要性を理解する必要がある。2.鼠径部痛については、症状や病態から4つの病型(内転筋関連、腸腰筋関連、鼠径部関連、恥骨関連)と、股関節関連鼠径部痛(大腿骨寛骨臼インピンジメントや寛骨臼形成不全症を含む)に分類される。3.股関節の運動機能障害については、臨床的観察に基づく分類と統計学的手法に基づく分類が試みられている。4.CPRは、理学療法をより効果的・効率的に実施するために有用な知見になり得るため、今後、本邦での開発が促進されるべきである。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 0910-0059
  • ISBN : 9784907347925
  • 医中誌Web ID : 2020401170

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