論文

2010年3月

バランストレーニング実施頻度が後期高齢者の運動機能に与える影響

健康科学: 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻紀要
  • 永井 宏達
  • ,
  • 市橋 則明
  • ,
  • 池添 冬芽
  • ,
  • 建内 宏重
  • ,
  • 坪山 直生

6
開始ページ
21
終了ページ
27
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻

ケアハウスに入所している後期高齢者で週5回のバランストレーニングに1年間参加した14名を対象に、運動機能12項目の平均値が1年間でどのように変化したか調査し、トレーニング参加率(実施頻度)との関連について統計学的に検討した。その結果、実施頻度が高いほど[膝伸展筋力][SLRテスト変法][片脚立位(開眼)]の改善率が高く、これら3項目の運動機能を維持するための実施頻度として週2〜3回以上の参加が必要であったことが示唆された。

ID情報
  • ISSN : 1880-2826
  • 医中誌Web ID : 2011323577

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