1990年2月
エアコンを利用した環境制御計側装置の試作と応答性
岡山大学農学部学術報告
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- 巻
- 75
- 号
- 開始ページ
- 23
- 終了ページ
- 29
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 岡山大学
安価で簡単な環境制御計測装置をパソコンならびにエアコン等を用いて試作し,その温度分布及び応答性を調べた結果,次のような問題点があることがわかった 1)チャンバー内の空気を攪拌しないと一時的に5℃~10℃の温度差が生じる. 2)冷房運転ではほぼ一次遅れ的な応答を示すが,暖房運転では高次遅れ的に設定温度の上下で振動する. 3)エアコンから吹き出す風は,冷房運転では設定温度より低く,暖房運転では設定温度より高い. 4)設定温度変化の周期が10分以内では追従が困難になる。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0474-0254
- CiNii Articles ID : 110000130292
- CiNii Books ID : AN00033029