2006年6月1日
トマトの等級判定のための色および形状特徴抽出方法
植物環境工学
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- 巻
- 18
- 号
- 2
- 開始ページ
- 145
- 終了ページ
- 153
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.2525/shita.18.145
- 出版者・発行元
- 日本植物工場学会
種々の色および形状を有するトマトを対象にし,ローラーピン搬送装置をもつシステムにおいて,上面画像による着色および形状計測の実験を行った結果,以下の知見が得られた.<BR>1)着色度計測に関しては,RおよびGの比率を用いた指標によって,人の評価に近い結果を実現できた.<BR>2)形状評価に関しては,偏平度,異形度,尖り度,乱形度を提案し,データ比較を行ったところ,楕円の影響を補正した指標を用いることが適当であった.<BR>3)異形度,尖り度および乱形度は,お互いを補完する効果があり,これらの計測方法を組み合わせることで,様々なトマトの形状評価が可能であった.<BR>4)階級に応じて形状指標の設定値を調整することにより,人間が行う選果結果に近い結果が得られると考えられた.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2525/shita.18.145
- ISSN : 1880-2028
- CiNii Articles ID : 10017567862
- CiNii Books ID : AA12010914