MISC

2017年12月

【糖尿病介入研究と動脈硬化】 Japan Diabetes Complications Study(JDCS) 長期間の生活習慣介入

動脈硬化予防
  • 松永 佐澄志
  • ,
  • 田中 司朗
  • ,
  • 曽根 博仁

16
4
開始ページ
38
終了ページ
45
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)メジカルビュー社

JDCSは日本人2型糖尿病患者を対象に長期間の生活習慣介入が心血管疾患予防に及ぼす影響について検証したわが国を代表する大規模臨床試験である。食事・運動療法を中心とした生活習慣強化介入によりHbA1cや血圧、脂質の改善は得られなかったが、脳卒中の発症を有意に抑制できることが示された。生活習慣強化介入群で心血管疾患発症の危険因子に改善が認められなかったにもかかわらず脳卒中が抑制された理由は定かではないが、生活習慣介入後に各種検査結果に改善が認められない場合でも合併症予防効果がある可能性を示している点は重要である。本稿では、JDCSから得られた動脈硬化性疾患予防に関するエビデンスについて解説したい。(著者抄録)

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