MISC

2019年7月

【わが国の最近の生活習慣病コホート/ビッグデータ研究と臨床試験】患者コホート研究 糖尿病リスクエンジンの開発と費用効果分析への応用 Japan Diabetes Complications Study(JDCS)

The Lipid
  • 田中 司朗
  • ,
  • 相田 麗
  • ,
  • 曽根 博仁

30
3
開始ページ
267
終了ページ
275
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)メディカルレビュー社

医療の質の向上、財政維持、医薬品・医療機器開発は、経済学的な意味でしばしば対立する課題であり、その解決策の1つとして費用対効果評価の導入が進められている。JJリスクエンジンは、日本人2型糖尿病コホート研究から得られたデータに基づいて、血糖・血圧・脂質コレステロールを通じて、薬剤がどれくらい合併症を予防できるか、別の薬剤に比べ、どの程度費用対効果があるかをシミュレートすることができるExcelツールである。JJリスクエンジンの入力項目のうち重要なのは、比較する二種類の薬剤がもたらすHbA1c、収縮期血圧、BMI、non-HDLコレステロールの変化と薬剤コストの指定である。これらを入力することによって、糖尿病合併症が発生する確率を計算し、生存年、QALY、コスト、ICERといった費用対効果の指標を出力することができる。(著者抄録)

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