MISC

2014年1月

【iPS細胞への期待】 iPS細胞からの血球分化系の開発

血液フロンティア
  • 丹羽 明

24
2
開始ページ
183
終了ページ
189
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)医薬ジャーナル社

iPS細胞やES細胞などの万能性幹細胞は、無限の自己複製能と多分化能ゆえに再生医療や病態解析、創薬など様々な分野への応用が期待されている。血球分化については、胚発生でのsignal principleに則り、発生を模倣する様式で段階的に分化誘導する培養法が従来から研究されてきた。近年は系の安定性、再現性、効率、および簡便性が著しく改善しており、誘導された血球を用いての疾患解析や創薬研究など、より臨床に関わり深い研究成果が出ている。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 1344-6940
  • 医中誌Web ID : 2014142032

エクスポート
BibTeX RIS