2016年4月 - 2019年3月
西洋中世の「正義論」がもつ哲学史的意味と現代的意義に関する基礎研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 16H03342
- 体系的課題番号
- JP16H03342
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
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- (総額)
- 16,380,000円
- (直接経費)
- 12,600,000円
- (間接経費)
- 3,780,000円
本研究では、西洋中世を中心として哲学史的観点から「正義論」を研究して、西洋中世における「正義論」が決して一枚岩ではなく多様な展開があったことを明らかにしようとした。本研究メンバーの専門領域に即して、アウグスティス、アンセルムス、アクィナス、ゴドフロワのフォンテーヌ、スコトゥス、ディンスデールのヨハネス、ビュリダンらの正義論の研究を行い、さらには近現代の哲学者の正義論も適宜、検討の対象とした。本研究メンバーによる個別の論考や学会・研究会発表の他に、2019年2月に『西洋中世の「正義論」がもつ哲学史的意味と現代的意義に関する基礎研究』と題する冊子を作成して研究成果をまとめることができた。
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- ID情報
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- 課題番号 : 16H03342
- 体系的課題番号 : JP16H03342
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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西洋中世スコラ学における「倫理学を内在化する政治学」への批判的研究 第1回倫理学的政治学科研研究会 2021年9月20日
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京大中世哲学研究会 第267回研究会 2021年9月11日