MISC

2010年9月

腹膜アクセス 当院の腹腔鏡下腹膜透析カテーテル挿入術の現状

腎と透析
  • 倉恒 正利
  • ,
  • 門前 まや
  • ,
  • 平林 晃
  • ,
  • 香山 茂平
  • ,
  • 福田 康彦
  • ,
  • 永田 秀之
  • ,
  • 福間 真悟
  • ,
  • 頼岡 徳在

69
別冊 腹膜透析2010
開始ページ
306
終了ページ
307
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)東京医学社

当院では2007年から、腹部手術の既往などにより腹腔内癒着が予想される症例に対して腹腔鏡下PDカテーテル留置術を行っている。その方法を紹介し、2009年までに施行した9例の成績を報告した。9例とも大網・腸管・腹壁に癒着を認めたが、鏡視下に癒着剥離術を行ったことで、カテーテルを容易にダグラス窩へ誘導することができ、かつカテーテルを腹壁に固定することができた。手術時間は平均78.2±39.4分であり、術後に陰嚢水腫を認めた1例とSMAP症例2例を除く6例では術後6日目に目標貯留値を達成した。

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201002229057269456
ID情報
  • ISSN : 0385-2156
  • 医中誌Web ID : 2011176800
  • J-Global ID : 201002229057269456

エクスポート
BibTeX RIS