共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2018年3月

ゲノム編集技術を用いた鎖骨頭蓋異形成症モデルマウスの作成と解析

日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究

課題番号
16K15780
体系的課題番号
JP16K15780
配分額
(総額)
3,380,000円
(直接経費)
2,600,000円
(間接経費)
780,000円

ゲノム編集技術を用いて、アルギニン(R)からグルタミン(Q)へ変化するヒトのR225Q変異に相当するR232Q変異を有する鎖骨頭蓋異形成症のモデルマウスの新規の系統を確立した。同時に、塩基欠失によるフレームシフトによってRunx2の翻訳が途中で停止する欠失マウスの2系統も樹立した。これらの変異ホモマウスでは、Runx2ノックアウトマウスで報告されているように、膜性骨化が観察されなかった。4ヶ月齢のRunx2のR232Qミスセンス変異マウスでは、R225Q変異を有するヒト鎖骨頭蓋異形成症患者のような多発性過剰歯は観察されなかったが、野生型と比較して歯根が短根化していた。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16K15780/16K15780seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K15780
ID情報
  • 課題番号 : 16K15780
  • 体系的課題番号 : JP16K15780