2010年3月2日
視覚的注意の移動特性における復帰抑制の影響
電子情報通信学会技術研究報告
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- 巻
- 109
- 号
- 461(NC2009 87-175)
- 開始ページ
- 385
- 終了ページ
- 390
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
人間の視覚的注意方向の移動に影響を与える要因として復帰抑制が知られている.復帰抑制とは,一度注意を向けた位置の周辺に対して,注意抑制が生じる現象である.近年,復帰抑制が空間位置だけでなく,注意を向けた空間位置における視覚特徴に対して起こることが報告されている.このような復帰抑制を含む注意要因が視覚的注意の移動特性に与える影響を評価するために一般に眼球運動データが用いられるが,眼球運動ダイナミクスには多くの要因が複合的に関わるため個 々 の要因の影響評価が難しい.本研究では,復帰抑制を含む各種眼球運動要因をモデル化した上で仮説ツリーを構築し,仮説ツリー上で尤度比検定を行うというモデルべース解析手法を新たに考案する.また本手法を用いて,静止自然画像を自由視した場合の眼球運動観測データを解析し,複合する各種要因の評価を行う.
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- J-Global ID : 201002293601663732
- CiNii Articles ID : 110008004331
- CiNii Books ID : AN10091178