MISC

2001年12月

喉頭癌T3例の再建の工夫 有茎舌骨筋弁を用いて

喉頭
  • 箕山 学
  • ,
  • 與那嶺 裕
  • ,
  • 岡野 高之
  • ,
  • 田辺 正博
  • ,
  • 田中 信三

13
2
開始ページ
78
終了ページ
82
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.5426/larynx1989.13.2_78
出版者・発行元
日本喉頭科学会

69歳女.嗄声を自覚して近医を受診するも異常なしとされ放置していたが,嗄声が持続するため他院を受診して声門上部の腫瘍を指摘され,紹介受診となった患者である.喉頭ファイバースコピー,CTにてリンパ節転移を認めない喉頭癌が考えられ,組織診断により低分化型扁平上皮癌で声門上部癌T3N0M0と診断した.患側をできる限り大きく切除する喉頭亜全摘術を行った後,硬組織の再建材料として健側の舌骨の一部を用いた方法を考案してこの症例に実施した.その結果,機能的に再建し,満足する結果が得られた.本法では2期的に手術を行うことでより安全に喉頭を再建できた.著者等の方法は請う喉頭癌T3症例の機能温存手術として一つの選択肢になると考察した

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.5426/larynx1989.13.2_78
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200902183261407301
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10008382980
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10200295
URL
http://search.jamas.or.jp/link/ui/2002102999
ID情報
  • DOI : 10.5426/larynx1989.13.2_78
  • ISSN : 0915-6127
  • 医中誌Web ID : 2002102999
  • J-Global ID : 200902183261407301
  • CiNii Articles ID : 10008382980
  • CiNii Books ID : AN10200295

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