2009年8月17日
災害復興における「巫女の視点」 : 新潟県中越地震の復興過程から
電子情報通信学会技術研究報告. SSS, 安全性
- ,
- 巻
- 109
- 号
- 177
- 開始ページ
- 5
- 終了ページ
- 8
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
本研究は、新潟県中越地震の復興過程におけるアクションリサーチの試みから、研究者が現場で出会う解決するのが非常に困難に思われる問題に対して何ができ得るのかについて理論的に考察するものである。事例として、中越地震の震源のあった川口町木沢集落における、「水がない」と「嫁がない」の二つの言説を挙げた。そして考察では、それらにおける「言語化される水準」と「身体的な水準」のずれを指摘し、研究者の役割とは当事者にとっては死角となっている「身体的な水準」を浮かび上がらせることだと結論づけた。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110007356155
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11370313
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/10350420
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110007356155
- CiNii Books ID : AA11370313