MISC

2005年2月

甲状腺良性結節超音波所見の推移

耳鼻咽喉科臨床
  • 児嶋 剛
  • ,
  • 高橋 淳人
  • ,
  • 岸本 曜
  • ,
  • 鈴木 慎二
  • ,
  • 池上 聰
  • ,
  • 庄司 和彦

98
2
開始ページ
151
終了ページ
155
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
耳鼻咽喉科臨床学会

手術を行わず1年以上超音波検査のみで経過観察できた甲状腺良性結節79例(109結節)について検討した.初回検査時の長径は平均13.4mm,最終検査時では平均10.7mmで,初回と最終の検査時で長径の差が不変,又は縮小の結節が全体の7割以上であった.又,結節の性状により嚢胞型,充実型,その他の3つに分類して増大縮小傾向を検討したところ,充実型で増大傾向を示す結節が多かったが,嚢胞型だけでなく充実型においても不変及び縮小傾向を示すものの方が多かった.増大傾向を示す結節は10mm以下が多く,大きい結節ほど縮小傾向を示す割合が高かった

ID情報
  • ISSN : 0032-6313
  • 医中誌Web ID : 2005129445

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