共同研究・競争的資金等の研究課題

2014年4月 - 2016年3月

生体膜モデル表面の階層構造と元素特異的な密度分布の精密計測法の開拓

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  

担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
3,900,000円
(直接経費)
3,000,000円
(間接経費)
900,000円
資金種別
競争的資金

本研究では、生体膜モデルとしての単分子膜系において、膜タンパク・イオンとの相互作用を支配している静電相互作用を記述する新たな枠組みの構築を目指し、2 つの目標を構える:(1) 膜近傍における一価と二価のイオンの空間分布プロファイルを計測し、イオン特異的な界面相互作用と静電相互作用を解明する、(2) タンパクの空間分布・表面密度を精密に特定し、選択的・非選択的な膜‐タンパク間相互作用のメカニズムを解明する。このために、世界でも最先端の手法である微小角X 線蛍光法(GIXF)をX線鏡面反射(XRR)・X線小角散乱(GISAXS)と組み合わせ、膜表面近傍の階層構造と各元素の密度分布を精密に決定する手法を開拓することを目指す。

この研究課題の成果一覧

論文

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