基本情報

所属
名古屋大学 国際開発研究科 特任助教
京都大学東南アジア地域研究研究所 連携講師
学位
博士(政治学)(神戸大学)

研究者番号
00608185
J-GLOBAL ID
201401032534109617

【研究概要】
私の研究上基本的な問いは、議会、選挙、官僚制、司法など制度的に確立された政治的なアクター/チャネルではないメディアや社会運動などの「非制度的アクター/チャネル」による政治と社会の変革は、いつ、誰によって、どのように始まるのか、その変革のメカニズムはどのようなものなのか、そしてその帰結とは何なのか、というものである。この問いに沿ってこれまで、①東南アジアのメディアと政治、②レフォルマシ(改革)時代のマレーシアの社会運動、③政治的スキャンダルとアカウンタビリティ、の3つのテーマの研究を進めてきた。

【研究プロジェクト】
①東南アジアのメディアと政治
本研究の目的は、マレーシアを中心とした東南アジアにおいて、メディアの統制と自由をめぐる政治過程を明らかにすることにある。この研究が問うのは、メディアはマレーシアのような競争的権威主義体制下ではどのような政治的役割を果たすのか。メディアの技術的発展はメディアの政治的役割にどのような影響を及ぼすのか、という点である。
②レフォルマシ(改革)時代のマレーシアの社会運動
1990年代末以降の改革(レフォルマシ)の時代に展開されてきたマレーシアの社会運動に注目し、政治体制の変動期に入った国において、社会運動がどのように政治と社会を変えていくかを明らかにしようとしている。具体的には、1990年代末以降マレーシアにおける社会運動の動員のメカニズムと運動の帰結を明らかにする。
③政治的スキャンダルとアカウンタビリティ
情報の秘匿と開示(あるいは暴露)をめぐる政治過程に注目し、それがどのようなアクターに担われ、政治体制にどのような影響を及ぼすかを明らかにしようとする。マレーシアの事例を念頭に置き、アカウンタビリティ概念や情報公開法制定などのグローバルな動向が、この情報の秘匿と開示をめぐる政治過程にどのような影響を与えているかを解明する。

My main resaerch questions are 1) how and when the non-institutional actors or channels like media and social movements change politics and society, and 2) what is the result of the social and political change by the actors. I have researched on three themes ①Media and Politics in Southeast Asia, ②Social Movements in the Reformasi-era, Malaysia, ③Political Scandal and Accountability in Southeast Asia.

論文

  19

書籍等出版物

  18

講演・口頭発表等

  30

共同研究・競争的資金等の研究課題

  10

学術貢献活動

  1

社会貢献活動

  16

メディア報道

  5