2015年4月 - 2018年3月
妊婦授乳婦の日焼け止めと子どものエナメル質低石灰化症発症との関連
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
本研究は、ビタミンDがエナメル形成時の石灰化にどのような役割を演じているのかを明らかにし、Molar Incisor Hypomineralization (MIH)の発症との関連を見出すことを目的としている。本研究成果より、活性型ビタミンD3は歯原性上皮細胞においてエナメル芽細胞への分化誘導因子であることが明らかとなった。また、ビタミンD欠乏餌を12週間与えることにより、血中のビタミンD(25OHD2, 25OHD3)濃度が低下したビタミンD欠乏モデルラットが作成でき、ビタミンD欠乏モデルラットから出生したラットの切歯と臼歯は摩耗し、エナメルの石灰化不全が疑われた。
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- 課題番号 : 15K15752
- 体系的課題番号 : JP15K15752