露木 順一

J-GLOBALへ         更新日: 19/01/09 03:38
 
アバター
研究者氏名
露木 順一
 
ツユキ ジュンイチ
URL
http://junwind.net/
所属
日本大学
部署
危機管理学部危機管理学科
職名
教授(研究所)
科研費研究者番号
60758100

プロフィール

1955年神奈川県開成町生まれ。NHK記者14年半。主に政治部を担当する。1990年9月金丸信(元自民党副総裁)訪朝団に同行取材し、北朝鮮側よりの国交正常化交渉提案をスクープする。1998年2月より2011年3月まで神奈川県開成町長。神奈川県で面積の一番小さい町を人口増加率で常に神奈川県下でトップクラスの町へと発展させる。子供の数も増加し合計特殊出生率も常にトップランク。こうした実績により2007年4月より3年間内閣府地方分権改革推進委員会委員を務める。現在は、日本大学のほかに神奈川大学法学部においても非常勤講師を務め町づくりに関する講義を行っている。また日本と中国の民間交流にも関心が深く神奈川県日中友好協会理事を務める。

研究分野

 
 

経歴

 
1979年8月
 - 
1983年8月
NHK神戸放送局 放送部 記者
 
1983年8月
 - 
1985年8月
NHK姫路放送局 放送部 記者
 
1985年8月
 - 
1993年8月
NHK報道局 政治部 記者
 
1998年2月
 - 
2013年3月
神奈川県開成町 町長
 

学歴

 
1975年4月
 - 
1979年3月
東京大学 教育学部教育行政学科 教育行政学科
 

委員歴

 
2009年10月
 - 
2010年10月
総務省  総務省顧問
 
2007年4月
 - 
2010年3月
内閣府地方分権改革推進委員会  内閣府地方分権改革推進委員会委員
 

論文

 
学術講演会と地方創生のコラボレーションに関する考察
露木順一
日本写真測量学会平成30年度秋季学術講演会発表論文集      2018年11月   [査読有り]
日本学術会議に登録されている学会数は6月31日現在で2029あり未登録の団体を含めれば無数といって良い。かつて著名な政治学者の丸山眞男は日本の学会の姿をタコツボと称した。学会が、学会内部で閉じてしまうことなく社会に対して開かれた存在になれば大きな影響力を持ち得る。日本写真測量学会は、防災をはじめ地域と密接なかかわりのあるテーマを研究対象としており地域の地方自治体と連携して地域に開かれた学会として活動することにより現代日本の課題である地方創生にも資することとなる。神奈川県開成町で2015年5...
二宮尊徳思想と持続可能な地球の創造についての一考察
露木順一
第八回国際二宮孫測思想学会《中国・曲阜師範大学》大会発表資料集      2018年10月   [査読有り]
日本は、常に外来思想の受け入れに熱心な国であるが足元の歴史を見つめ直し日本の地域社会に根差した思想で世界貢献を図る道を探るべきである。そうした考え方に立てば二宮尊徳思想こそ極めて有用な思想である。地球規模の危機の源泉は貧困と格差であり、その問題解決策として江戸時代末期の二宮尊徳の行った農村再興策は着目すべき手法である。厳しい規律を領主層に求めることによって生じた余剰を投資することで農村を再興した。「分度」と「推譲」と名付けられた手法の組み合わせで社会変革を求めるやり方である。世界の富裕国の...
日本写真測量学会史から見た未来展望
露木順一
日本写真測量学会平成30年次学術講演会発表論文集ー空間情報の計測と利用ー   15-18   2018年5月   [査読有り]
写真測量技術は、軍事技術として発展しまた災害時にその技術を適用することで進化を遂げてきた。日本においても同様で特に戦前の植民地経営と満州国の成立後の国家事業としての発展が顕著であった。戦争で敗れ廃墟となった日本の都市の復興には戦前の植民地や満州国で培った写真測量技術が貢献した。その後日本の経済成長、バブル期を通じて写真測量技術は大きく発展したが海外から新技術が流入するという傾向に変化はなかった。その後の日本写真測量学会は大規模災害に頻発に直面するとともにドローン測量、人工知能の応用などの革...
禹王研究の現代的意義についての一考察
露木順一
治水神・禹王研究会誌第5号      2018年4月   [査読有り]
中国経済の驚異的発展により中国か好調の祖とされる伝説の皇帝禹王に関する研究の位置づけに再検討を要する時代となってきている。中国が自国経済の強大化を背景に偉大なる中国文化をより強調する傾向が強まらざるを得ないからである。こうした中で禹王研究は、地域の守り神としての禹王、卓越した治水技術を有する禹王、治水神としての禹王、偉大なる中国文化の創始者としての禹王、王道政治の実践者としての禹王といった5側面があり、特定の分野に偏ることなくバランスの取れた研究を進める必要がある。日中双方の研究者が共同し...
現代日本の地方創生と二宮尊徳の報徳仕法
露木順一
国際二宮尊徳思想学会 第7回学術大会 報告書   80-91   2017年5月   [査読有り]
2016年8月に明治大学で開催された「国際二宮尊徳思想学会」における研究発表を加筆したものである。二宮尊徳を学ぶことの根幹は実践者であることw学ぶことである。二宮尊徳が実践に何より心を砕いていたことはその遺書から読み取れる。従って実践家であったことを忘れ二宮尊徳を生部ことは無意味である。現代の地方創生への応用を考えた時、意識的か無意識的かは別にして二宮尊徳の思想を受け継いだ地方の実践的首長は存在する。実践に焦点を合わせてと問い直す必要がある。二宮尊徳の報徳仕法は国際的展開も可能である。日中...

Misc

 
スコリア堆積斜面のモニタリングにおける航空レーザ計測とドローン写真測量の活用
前田修 笠けやき 露木順一
日本写真測量学会 平成29年度秋季学術講演会発表論文集   135-138   2017年11月   [査読有り]
静岡県小山町の地層は1707年に噴火した富士山の降砂(スコリア)層の上に成立した都市であり脆弱な地盤という宿命を持っている。2010年9月の集中豪雨で大量の土砂崩れが発生し脆弱性があらわになった。緊急の治山対策で応急措置をとっているが課題は日常の危険個所の管理である。航空機を活用した最先端の三次元レーザ計測とドローンを活用した通常の写真測量を併用することで比較的安価で効率的なモニタリングが可能となった。常時、航空機活用は費用がかさみ事実上困難である中でドローン活用の通常の写真測量は極めて有...
「首長はほらは吹いてもウソつくな」
露木順一
オトナンサー ヤフーへの投稿サイト      2017年5月   [査読有り][依頼有り]
首長は、時にほらと言われようが壮大な夢を発信する必要がある。しかし、その一方でその大きな夢を実現に導く算段をしなければならない。神奈川県開成町の第三代町長の露木甚造は純然たる脳槽ン地帯であった1960年代中葉に「小田原に次ぐ副中心都市になる」とスローガンを掲げ長期展望に立って土地利用規制を強化するという手法をとった。町民の反発を招きまちづくりは順調に進んだとは言えない側面があったが堅持したことで乱開発が防止され今日の発展の基礎となった。ほらを吹いてもウソはつかないという心情が実を結んだ。政...
誇りを取り戻すもう一つの日本へ
露木順一
現代の理論    (2017年春) 31-35   2017年4月   [査読有り][依頼有り]
トランプ大統領の登場前からアメリカ新政権にしがみついているとしか言いようのない政府の対応ぶりが目に付く。こうした行動原理の背景にはアメリカに対する拭い難い屈辱がある。幕末期に開港を迫られた時にペリー提督によって展開された砲艦外交に屈したところにその原点を見る。通常の外交文書のほかに「白旗」二枚が入った文書が渡された。アメリカ艦隊が再び来航した時、降伏する時の白旗を先んじて用意したという強迫である。結果として江戸幕府はペリーの要求を飲み開国した。ここから日本人は脅しに屈しやすいという先入観を...
露木順一
オトナンサー      2017年1月   [依頼有り]
少子高齢化と人口減少という難問に直面している地方自治体は、そのトップの倫理性が厳しく問われる時代となっている。トップ自らが率先垂範し範を示すことが極めて重要である。しかし、現状はそうはなっていない。2016年7月に神奈川県相模原市内の障碍者施設で発生した46人が殺傷される事故の直後に管理者である県知事が10日間の休暇を取った事例が典型である。猛省を促したい。
沖縄の二宮金次郎像調査日誌
露木順一
小田原史談2017年1月号(第248号)   14-17   2017年1月   [査読有り]
2016年8月30日より9月3日まで実施した沖縄県内の二宮金次郎像調査報告リポート。那覇市、名護市、八重瀬町、伊是名村、今帰仁村の5か所の学校と那覇市内の民間事業所の計6か所の金次郎像についてヒアリング調査を行った。1938年10月に挙行された二宮金次郎像完成記念式典の盛大さを詳細に記録した記念誌(今帰仁村立天底小学校)が存在することが判明した。沖縄県においても二宮金次郎像を崇拝する動きがあったことが確認できた。また、名護市真喜屋地域には「シチマンタル精神」という刻苦勉励を尊重する精神風土...

書籍等出版物

 
奇跡を呼び込む、人、イノベーションの起点
趙佑鎮 梁炳武 編著 (担当:共著, 範囲:開物成務の町づくりとして神奈川県開成町の教育の町づくりを紹介)
金融ブックス   2010年10月   
韓国の小さな町を発展させる原動力が松下幸之助の人づくりの経営思想であったことを紹介する著書の中で日本の3人の知事と3人の市町村長が人づくりとまちづくりを記述。開成町の町の名前は中国儒教の古典『易経』の中の「開物成務」にある。人の知識を開発して世のための務めをなすという意味で教育と捉えられている。明治期に建設された小学校の名前に関せられたのが「開成」。その後その名前を町名とした。町名が教育を意味すということで教育に力を注いでいる。また古民家を再生し歴史と文化の拠点とし町民の生涯学習施設として...
沖縄リポート
内閣府地方分権改革推進委員会委員 露木順一
内閣府地方分権改革推進委員会   2008年10月   
内閣府地方分権改革推進委員会が行った沖縄調査に関するリポート。沖縄の地方分権改革を進め沖縄の国の出先機関と沖縄県の統合により一国二制度に近い形の国と地方の関係を模索することを提言。
富士山と酒匂川
足柄の歴史再発見クラブ
文化堂印刷   2007年4月   
1707年に発生した富士山の宝永噴火とその後の復興の動きを歴史新聞形式でまとめたもの。小学生4年生の社会科の副読本として編集。噴火の降砂の被害が江戸にまで及んだこと噴火後の河床の上昇により洪水が頻発し現在の神奈川県西部の地域住民が塗炭の苦しみを味わったこと、徳川幕府が直轄工事で治水工事を行ったこと、工事後に中国の治水神・禹王を祀った神社を建立したこと、江戸時代には一時的な遊水地をいたるところに設けるなど現代とは異なる発想で治水を展開していたことなどが解りやすく記述されている。

講演・口頭発表等

 
学術講演会と地方創生のコラボレーションに関する考察
露木順一
日本写真測量学会平成30年度秋季学術講演会   2018年11月8日   一般社団法人日本写真測量学会
日本の学会の姿を著名な政治学者の丸山眞男は「タコつぼ」と称し地域に開かれた存在として学会が機能すれば社会を変える存在として影響力を持つ。地域自治体と連携をとって行けば現代日本の課題である地方創生にも資すると考えられる。地域密着のテーマを選び、地域自治体と連携を深めて学術講演会を開催するなど工夫を凝らした学術講演会を検討すべきである。
二宮尊徳思想と持続可能な地球の創造についての一考察
露木順一
第八回国際二宮尊徳思想学会   2018年10月21日   国際二宮尊徳思想学会
日本は、常に外来思想の受け入れに熱心な国であるが足元の歴史を見つめ直し日本の地域社会に根差した思想で世界貢献を図る道を探るべきである。そうした考え方に立てば二宮尊徳思想こそ極めて有用な思想である。地球規模の危機の源泉は貧困と格差であり、その問題解決策として江戸時代末期の二宮尊徳の行った農村再興策は着目すべき手法である。厳しい規律を領主層に求めることによって生じた余剰を投資することで農村を再興した。「分度」と「推譲」と名付けられた手法の組み合わせで社会変革を求めるやり方である。世界の富裕国の...
第八回国際二宮尊徳思想学会研究報告Ⅱ「儒学と報徳の近世・近代への影響」 [招待有り]
張博 張兆敏 池尾愛子 侯冬梅
第八回国際二宮尊徳思想学会   2018年10月20日   国際二宮尊徳思想学会
2018年10月20日、21日の両日中国山東省曲阜師範大学で開催された第八回国際二宮尊徳思想学会の研究報告Ⅱ「儒学と報徳の近世・近代への影響」セッションにおいて座長を務め中国と日本の4人の研究者による発表進行を行った。二宮尊徳思想の持つ可能性を朱子学、陽明学、実用主義、近代文学の観点から探った。
日本写真測量学会史から見た未来展望
露木順一
一般社団法人日本写真測量学会平成30年次学術講演会   2018年5月24日   一般社団法人日本写真測量学会
写真測量技術は、軍事技術として発展しまた災害時にその技術を適用することで進化を遂げてきた。日本においても同様で特に戦前の植民地経営と満州国の成立後の国家事業としての発展が顕著であった。戦争で敗れ廃墟となった日本の都市の復興には戦前の植民地や満州国で培った写真測量技術が貢献した。その後日本の経済成長、バブル期を通じて写真測量技術は大きく発展したが海外から新技術が流入するという傾向に変化はなかった。その後の日本写真測量学会は大規模災害に頻発に直面するとともにドローン測量、人工知能の応用などの革...
健幸長寿のまちづくり [招待有り]
露木順一
旭東山森教育信息諮詢(寧波)有限公司 英才榭 落成記念講演会   2018年3月30日   旭東山森教育信息諮詢(寧波)有限公司 英才榭
経済の躍進により巨大開発が急速に展開されている中国において開発と環境保全との調和を図りながら着実にまちづくりを進める方策を採用することの重要性を問題提起。浙江省寧波市寧海県橋頭胡街道において高齢者福祉を足掛かりに健康で長生きできる街づくりを眼座う取り組みを始めた日本企業の挑戦を題材にして小さくてもきらりと光るイノベーションを積み重ねることにより結果として大きな革新を成し遂げることを目指すべきだと提唱した。講演者が町長を務めた神奈川県開成町のまちづくりを手がかりに中国においても小さくてもキラ...

社会貢献活動

 
神奈川県厚木市日中友好協会35周年記念 福田康夫元総理とのトークショー
【司会, 助言・指導, 企画, 運営参加・支援】  神奈川県厚木市日中友好協会  神奈川県厚木市日中友好協会35周年記念福田康夫元総理とのトークショー~市民レベルの日中友好をどう進めるか~  (神奈川県厚木市レンブラントホテル)  2018年9月23日
神奈川県厚木市日中友好協会の35周年に合わせて副yだ康夫元総理を招き講演会を開催した。企画立案当初から関り福田元総理との意見調整を行った。講演では福田元総理はこれからの時代の日中友好の重要性を強調しそのためには正しい歴史認識を持つことを提起した。講演の後、法政大学国際日本学研究所の王敏教授を交えてトークショーを開催しコーディネーターを務めた。福田元総理の父親である福田赳雄元総理時代に日中平和友好条約が締結され今年40周年を迎えていることを題材に話題が展開し日本と中国は互いに引っ越すことがで...
2018年度平和の集い
【講師】  神奈川県開成町遺族会  2018年度平和の集い  (神奈川県開成町町民センター大会議室)  2018年8月15日 - 2018年8月15日
1937年7月に出版された『君たちはどう生きるか』が現在ベストセラーとなっている状況を踏まえてこの著書が語ろうとしていることは何かを解説した。特に子供たちだけでなく大人たちも熟読する必要があることと、主人公たちの世代はその後戦乱に巻き込まれいわば戦争で死ぬために生まれた世代と言われるような過酷な人生が待ち受けていたことを力説した。戦争は若者たちの夢を根こそぎ奪う行為であり断じて避けるべきだと結んだ。
人権を守り、主権を取り戻す県民集会2018
【司会】  県民集会2018実行委員会  (横浜YWCA会館 ホール)  2018年7月29日
日米安保条約に基づき在日アメリカ軍基地の駐留の在り方を規定している日米地位協定の問題点を探るため法政大学教授の明田川融さんを招き講演会を開催し、参加者との意見交換会を実施した。地位協定の不平等性がはらむ問題点について認識を共有した。
立憲主義を守るよこすか市民の会学習会
【講師】  立憲主義を守るよこすか市民の会  (横須賀市産業交流プラザ第2研修室)  2018年6月24日 - 2018年6月24日
基地を抱え人口減少に悩む横須賀の未来展望を語る。長期のビジョンを立て在日アメリカ軍基地の転用を目指す姿勢の堅持が何より大切である。横須賀など旧軍港の軍用地の転用を支援する軍転法は今なお健在でありその目的に掲げられた国際平和港湾都市の理想を捨て去ることがあってはならなない。30年あるいは50年かけてでも実現する姿勢を堅持すべきで諦めてはならない。
農業シンポジウム「若者によるあしがら平野からの新たな農業ビジネスモデルの創造」シンポジウム
【司会, 助言・指導, 企画】  あしがら平野一円塾  農業シンポジウム「若者によるあしがら平野からの新たな農業ビジネスモデルの創造」  (神奈川県山北町岸3816-1 株式会社トヤマ 講堂)  2018年3月24日 - 2018年3月24日
前農林水産事務次官本川一善氏 最先端企業でありながら農業に挑戦中の株式会社トヤマの遠藤克己社長 新たに農業で起業した33歳の岸圭介氏を招いて日本の農業のありありかた、地域の小規模農業をどう守るかについてパネルディスカッション。コーディネーターは露木順一が務める。ITを存分に活用する農業は今後の農業の中で柱となっていくことを確認するとともに農業を守ることが地域を守ることにつながるという重要性の認識も共有した。また、農薬や化学肥料に頼らない農業への可能性についても議論した。