論文

2016年3月

『うつほ物語』相撲節の虚構―左大将家での準備の場面を中心に―

『国士舘大学文学部国士舘人文学』

6
開始ページ
119
終了ページ
130
記述言語
日本語
掲載種別

『うつほ物語』には、相撲節(宮廷で7月に行われていた年中行事)が詳細に描かれているが、史料と照らし合わせると、以下の①~③の3点の虚構によって、左大将の相撲節にかける熱意が強調されていることを明らかにした。①大将の屋敷に相撲人を集めている、②同場面で大将が倚子(=現代の椅子のような座具)に着座している、③女御が「賄ひ(=食事の給仕)」を務めていることの3点である。

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