2015年
古海洋プロクシとしての海底堆積物中モリブデン、 タングステン安定同位体比分析法の開発
日本地球化学会年会要旨集
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- 巻
- 62
- 号
- 0
- 開始ページ
- 156
- 終了ページ
- 156
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.14862/geochemproc.62.0_156
- 出版者・発行元
- 一般社団法人日本地球化学会
近年のマルチコレクターICP質量分析装置(MC-ICP-MS)の発達により重金属安定同位体比の精密な測定が可能になった。堆積物中のモリブデン同位体比は酸化還元プロクシとしてさかんに研究されており、またタングステン同位体比が海底熱水活動の新たなプロクシになると期待されている。本研究ではキレート樹脂、陰イオン交換カラム濃縮分離操作によってモリブデン、タングステンを共に定量的に回収することが出来た。現在はモリブデン、タングステンの安定同位体比測定条件を検討中であり、その報告を報告する予定である。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.14862/geochemproc.62.0_156
- CiNii Articles ID : 130005492190