基本情報

所属
京都大学 脳神経外科 助教
学位
医学博士(京都大学大学院)

J-GLOBAL ID
201501049293570455

主要な研究テーマは脳神経外科疾患(特に脳血管障害と悪性脳腫瘍)のメカニズム解明、バイオマーカーと新規治療の開発である。遺伝疫学の手法を用いて、慢性炎症(免疫反応)と血管の恒常性に着目して、ふたつの異なる疾患群の分析を同時に進めている。
もやもや病は小児から壮年まで幅広く認められる進行性の脳血管狭窄であるが、その発症メカニズムは未解明である。2009年にその遺伝子座を17q25.3に絞り込み、RNF213遺伝子の特定に結びつけた。RNF213のR4810K変異は東アジアで最も多く認められる疾患関連遺伝子変異であるが、単独では必ずしも病気を発症しない。RNF213の機能解析と併行して、第2の因子の特定を進めている。臨床の現場における遺伝子診断の意義についても検討を重ねている。
悪性脳腫瘍は、血液がんに次いで2番目に多い小児がんである。髄芽腫はその代表的な疾患であるが、免疫反応との関連性を示し、現在その詳細について研究を進めている。膠芽腫においては、腫瘍内で抗腫瘍ワクチンを生成するin situ immuno-gene therapyの開発を進めてきた。ImPACTのプロジェクトでは脳腫瘍のリキッドバイオプシーの開発に取り組み、これらを実臨床に応用できるように、現在研究の統合を進めている。

研究キーワード

  4

学歴

  1

論文

  65

MISC

  65

書籍等出版物

  4

講演・口頭発表等

  7

産業財産権

  1