共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2018年3月

日・韓・英・独4ヶ国の温暖化・エネルギー政策と政策ネットワークの比較分析

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
15H03406
体系的課題番号
JP15H03406
配分額
(総額)
15,990,000円
(直接経費)
12,300,000円
(間接経費)
3,690,000円

(1)聴き取り調査とデータ分析を通じて、日本の気候変動政策で特徴的な、経団連・業界団体による自主行動計画が機能するメカニズムとして、①「フリーライダー」の抑止機能と、より先進的対策を求める企業の声が顕在化するのを抑止する②「保守化フィルタ」の2つの機能が明らかになった。
(2)パリ協定を契機に、英とカナダが提唱した「脱石炭発電連合」をはじめ、ドイツを先頭に脱原子力と脱炭素の両立をめざすエネルギー政策が主流化しつつある。韓国も、文政権のもとで、長期的に脱原子力・脱石炭をめざしている。
(3)日本国内における石炭火力発電建設問題について、仙台市・千葉市・袖ヶ浦市・横須賀市・神戸市の事例研究を行った。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15H03406/15H03406seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15H03406
ID情報
  • 課題番号 : 15H03406
  • 体系的課題番号 : JP15H03406

この研究課題の成果一覧

講演・口頭発表等

  1