2009年
幾何学的非線形性を考慮した多重せん断モデル型弾性体の定式化
京都大学防災研究所年報(CD-ROM)
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- 巻
- 52
- 号
- 52
- 開始ページ
- 383
- 終了ページ
- 394
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 京都大学防災研究所
本稿では,砂の力学モデルとしてのひずみ空間での多重せん断モデル(Iai&Ozutsumi, 2005)に基づく線形弾性体の構成式を提案し,幾何学的非線形性を考慮した大変形解析(有限ひずみ解析)に必要な定式化を示す。本定式化では,体積ひずみと等方圧力,および,仮想単純モデルにおけるせん断ひずみとせん断応力との間に線形関係を仮定している。定式化を基に,有限要素法による数値解析に必要な離散化を行い,Total Lagrangian法,および,Updated Lagrangian法の両者によるプログラミングを実施することで得られた要素解析例を併せて示す。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0386-412X
- J-Global ID : 200902216080448729
- CiNii Articles ID : 120002515058
- CiNii Books ID : AN00027784