論文

1989年3月

日本人の夫婦葛藤の特徴と家庭裁判所調査官の果たす役割-「共謀」の概念と交流分析の応用

最高裁判所家庭裁判所調査官研修所修了論文

記述言語
日本語
掲載種別

一度は愛し合って結婚した夫婦が,その後離婚してしまうのはなぜか。夫婦の配偶者選択から,夫婦葛藤を起こし,離婚するまでの力動過程を,スイスの精神分析家ユルク・ヴィリィの「共謀」の概念と,エリック・バーンが創始した交流分析の理論を用いて検討した。そのうえで,そのような夫婦の葛藤を解決していくために,家庭裁判所調査官などの専門家がどのように援助をしていけば良いかについて,具体的に考察した。

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