花 大洵

花　大洵は日本の脳神経外科専門医・指導医であり、専門は脳脊髄悪性腫瘍の手術・臨床及び研究、その他の一般脳神経外科の手術である。特に三次元融合画像ナビゲーション支援下の悪性脳腫瘍摘出術を多く手がける。現在、日本脳腫瘍学会成人膠芽腫診療ガイドライン作成委員会－システマティックレビュー委員を務めており、2022年までアメリカ国立がん研究所神経腫瘍学研究部（Neuro-Oncology Branch, National Cancer Institute, NIH, USA）に博士研究員として勤務し、神経膠腫における特殊T細胞性免疫の研究やNIHインターンの教育に従事していた。研究分野では特に大規模ゲノムデータに基づくバイオインフォマティクス解析を得意とする。臨床分野では他にサブスペシャリティとして神経内視鏡、小児脳神経外科、脳卒中、ITBバクロフェン療法や痙縮に対するボトックス・ナーブロック療法などの神経機能療法等も幅広く手がける。また元東京DMAT隊員であり、東日本大震災を含む多数の災害現場への派遣経験がある。東京消防庁より2019年に救急業務協力者として表彰を受けた。学会認定資格として脳神経外科専門医・指導医、がん治療認定医、神経内視鏡技術認定医、小児神経外科認定医、脳卒中専門医などを持つ。また脳神経外科同時通訳団にも所属し、同時通訳者としての活動も行っている。