2013年9月
On Pseudopassives and the Case Assignment of P
Osaka University Papers in English Linguistics
- 巻
- 16
- 号
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 40
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- DOI
- 10.18910/58077
- 出版者・発行元
- Osaka University
英語の受動文には、動詞の目的語以外に前置詞の目的語も主語となるものがあり、そのような受動文は擬似受動文と呼ばれている。学校文法や先行研究では、擬似受動文は動詞と前置詞が一つの複合動詞となることで派生されると説明されているが、insistなどのthat節を取る動詞が現れる擬似受動文については、その分析では説明できない。そこで、前置詞の格付与が動詞のそれとは異なることを示し、擬似受動文をどう説明すべきか明らかにした。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.18910/58077
- ISSN : 0919-6293
- CiNii Articles ID : 120005890395
- CiNii Books ID : AA11027682