論文

2009年12月

重度の精神障害者を地域で支える看護実践― 包括型地域生活支援プログラム(ACT)の実践から見た一考察 ― (査読付) (修士論文)


記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
兵庫県立大学

病院・地域精神医学会学術集会長期入院患者の地域移行支援対策が進む中、最近注目されている包括型地域生活支援(Assertive Community Treatment:ACT、以後ACTとする)に注目した。そこでストレングスの理念を持ち、重度の精神障害を抱える統合失調症者に対し包括的なケアを展開しているACTにおける看護師の実践を明らかにしたいと考えた。重度の精神障害者に必要な支援とは、同じ人間として向き合い、継続した関係を保障することであり、特別な支援が必要なのではないと捉えることができた。また、視点を利用者の問題ではなく利用者のストレングスに向けることで同じ人間としての理解が深まり、症状に付き合うしんどさや症状のアセスメントができない支援者の困難感は払拭される可能性が示唆された。また、共に協働していくスタッフに対しても、ストレングスの視点を持つことで、相手を尊重することができ、円滑に連携できる可能性が示唆された。<br />
A4 全57ページ

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