2017年4月 - 2020年3月
グルココルチコイドによるイヌ骨格筋におけるインスリン抵抗性および筋萎縮の病態解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
イヌおよび培養イヌ骨格筋細胞を用いて、グルココルチコイド過剰の病態モデルを作成し、その病態解明を目的として研究した。グルココルチコイド過剰によって骨格筋は明確に萎縮し、GRB10を始めとした筋萎縮に関連する遺伝子の発現量増加がみられた。イヌにおけるグルココルチコイド筋萎縮の病態には、これらの遺伝子発現量増加に伴う、骨格筋でのタンパク質分解の促進と、合成の低下が関与していることが示唆された。
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- 課題番号 : 17K08102
- 体系的課題番号 : JP17K08102