2021年1月
【Evidence Update 2021 最新の薬物治療のエビデンスを付加的に利用する】エキスパートが注目する最新エビデンスをアップデート! 大腸癌治療薬
薬局
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- 巻
- 72
- 号
- 1
- 開始ページ
- 159
- 終了ページ
- 164
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (株)南山堂
＜Key Points＞◎標準化学療法不応後の進行性大腸癌患者では、トリフルリジン/チピラシル(TAS-102)+ベバシズマブ(BEV)併用療法は、TAS-102単独療法と比較して無増悪生存期間および全生存期間が有意に延長した。◎TAS-102+BEV併用療法では、重篤な好中球減少(≧グレード3)の発現率が67%と高かったが、有害事象全般の忍容性は認められた。◎強力な治療が不適な転移性大腸癌患者の一次治療として、TAS-102+BEV併用療法の無増悪生存期間中央値は9.2ヵ月であった(TASCO1 trial)。◎TAS-102+BEV併用療法は、QOLの変化を伴うことなく臨床効果が期待できる(TASCO1 trial)。(著者抄録)
- ID情報
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- ISSN : 0044-0035
- 医中誌Web ID : 2021106243