共同研究・競争的資金等の研究課題

2013年 - 2014年

頭頸部癌における乳酸代謝機構が免疫変調状態に及ぼす影響の解明

文部科学省  科学研究費補助金(研究活動スタート支援)
  • 大橋 敏充

担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
2,730,000円
(直接経費)
2,100,000円
(間接経費)
630,000円
資金種別
競争的資金

乳酸が炎症・免疫抑制と関連しているか明らかにするために、予備研究として、過去に当科で治療を行った患者のデータ解析および手術標本の染色をおこなった。まず、腫瘍微小環境での乳酸濃度の指標としてPET-CTにおけるSUVmaxと、炎症に関わる血液データ(CRP、白血球、白血球分画、アルブミン等)の関連を解析した。2008年1月~2013年3月までに当科を受診した頭頸部扁平上皮癌(口腔癌、中咽頭癌、下咽頭癌、喉頭癌)で、進行癌(Stage IIIもしくはIV)の患者で、当院にて病期診断目的にPET-CTを施行した方を対象とした。原発巣におけるSUVmaxに関して、高値群では白血球・好中球が有意に高値であり、リンパ球が有意に低値であった。また、原発巣におけるSUVmaxと、白血球・好中球・リンパ球とはそれぞれ相関関係を認めた。しかし、転移リンパ節におけるSUVmaxに関しては、そのような傾向は認めなかった。原発巣のSUVmaxと全身の炎症状態に関連性があることが示させた。つまり、乳酸と

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/d/p/25893085.ja.html