2010年 - 2012年
有機単結晶界面のデバイス機能と物性の開拓
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
- 課題番号
- 22245032
- 体系的課題番号
- JP22245032
- 配分額
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- (総額)
- 48,880,000円
- (直接経費)
- 37,600,000円
- (間接経費)
- 11,280,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究では、溶液を塗布する簡便かつ低コストの製造プロセスによって、アモルファスシリコンの 5-10 倍もの性能を実現する画期的な次世代エレクトロニクス材料である有機単結晶界面において、その機能の源である界面の微視的電子状態を、精密な電子伝導特性や精密分光測定などの高度な計測手法によって徹底解明することと、その結果によってデバイスの更なる高性能・高機能化を実現することを計画した。その結果、新しい有機半導体材料をした上で、溶液からの結晶化により 16 cm2/Vs もの移動度を実現するとともに、移動度と密接にかかわる電荷のコヒーレンスが、分子揺らぎと相関する効果を見出し、分光法の結果ともコンシステントな統一的理解を得た。また、圧力効果の実験手法を確立し、分子構造の連続的な変化に対応した、二次元電子伝導の異常な圧力効果を検出した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 22245032
- 体系的課題番号 : JP22245032