三重県立看護大学で実践してきた遠隔授業を学生の授業評価から振り返り、テレカンファレンシングによる100名規模の遠隔授業を検討することを目的に研究を行った。学生の授業評価では、「授業への満足」は遠隔授業を行うことを肯定的に評価しており、同時に、「授業の工夫」に関しても肯定的に評価されていた。遠隔授業全般において、実際行われた工夫が学生の満足度を高めるために有効であったことが明らかとなった。