2019年4月
マスターズスイマーの肩周囲の異常所見と専門種目や練習量などの一般的情報との関係
水と健康医学研究会誌
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- 巻
- 21
- 号
- 1
- 開始ページ
- 33
- 終了ページ
- 39
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 水と健康医学研究会
エコーによる肩周囲の画像評価結果と泳法や競技歴などとの関係について検討した。日本マスターズ水泳協会主催大会に参加した336名(平均54.4±12.8歳)を対象とした。質問紙法調査の結果と徒手検査の結果より、肩の痛みのある対象者を症候群167名、痛みのない対象者を無症候群169名に分けた。全対象の水泳歴は19.8±11.5年、1週間の平均練習距離は4361±3268mであった。専門種目は自由形が最も多く47.0%、次いで平泳ぎ21.3%であった。エコー評価によって何らかの異常所見が認められた対象者は全体の89.5%で、最も多かったのは上腕二頭筋長頭腱腱鞘周囲の水腫49.9%、次いで肩甲下筋の石灰沈着41.9%であった。いずれも年齢の四分位区分によって陽性率が異なることが明らかとなり、上腕二頭筋長頭腱腱鞘周囲の水腫は専門種目や練習距離によっても変化する一方、専門種目や練習距離によって陽性率が異なることが明らかとなった。
- リンク情報
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- URL
- https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2019&ichushi_jid=J03277&link_issn=&doc_id=20190619250007&doc_link_id=40021946462&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F40021946462&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
- URL
- https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2019&ichushi_jid=J03277&link_issn=&doc_id=20190619250007&doc_link_id=%2Fdn0aquat%2F2019%2F002101%2F007%2F0033-0039%26dl%3D0&url=http%3A%2F%2Fwww.medicalonline.jp%2Fjamas.php%3FGoodsID%3D%2Fdn0aquat%2F2019%2F002101%2F007%2F0033-0039%26dl%3D0&type=MedicalOnline&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00004_2.gif
- ID情報
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- ISSN : 1344-347X
- 医中誌Web ID : 2019296562