2014年9月
日本経済-変革期の金融と企業行動-
- 担当区分
- 分担執筆
- 担当範囲
- 設備投資研究のフロンティアー「異質性」の解明とMultiple qモデル
- 出版者・発行元
- 東京大学出版会
- 総ページ数
- 担当ページ
- 153-208
- 記述言語
- 日本語
- 著書種別
- 学術書
この25年間で,q理論とその実証上の限界,事業所レベルデータで確認された一括・断続的投資行動を受け,非線形投資関数での分析が進展した.この挑戦の一つの方向性として,浅子・外木(2010)で拡張されたMultiple qによる非線形投資関数を日本の上場企業データで詳細に分析した.結果,この方向でのよりよいモデルを探索する意義が確認された.